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折角バイクを買った事でもありますので、ジムに行くときのチョイ乗り以外でもミニツーリングに活用しなければ勿体ない!と言う事で、「バイク+美術館」の二毛作企画で箱根に行って参りました♪ 箱根の山に入りますと、すーっと気温が下がるのが分かりまして秋の気配が濃厚です♪ 山道には紅葉が降り積もっておりまして、駐車場の警備の人から「落ち葉が怖かったでしょ」とかいわれましたが、親父はバンクもほとんどしないトロトロ運転ですので、余り怖く無かったり致します ( ̄▽ ̄) と言う事で到着致しました「ポーラ美術館」ですが、訪問販売で一世を風靡したポーラ化粧品を継いだ二代目が、訪問販売への風当たりも強くなった頃合いで、なかなか苦労したらしく、美術品を眺めるのが唯一の心の慰めであったと言う事で蒐集した美術品が所蔵されているのでありました。 なかなか趣深い逸話でございます ( ̄ー ̄)ニヤリ 現在の企画展は「シン・ジャパニーズ・ペインティング」と言う事で、副題が「横山大観、杉山寧から現代の作家まで 隠しhんの日本画」でございます♪ 先ずは入り口で岡倉秋水の悲母観音図 (福井県立美術館蔵)がお出迎えです♪ これ、親父は狩野芳崖のものとばかり思っておりましたが、作品リストを見て岡倉秋水が芳崖のものを模写したものと知りました。絵を見る眼力無し! とまれマリア様とイエス様をモティーフにした良い絵柄でございます♪ 明治時代から始まった「日本画」ですが、画家それぞれの日本画とは何かを追い求める足跡が感じられて大変面白い♪ 左は岡田三郎助の「あやめの衣」でして、なまめかしい裸体が美しい♪ 右は加山又造の「黒い薔薇の裸婦」(1976、東京国立近代美術館蔵)でありまして、日本画と言うイメージからはかけ離れた感じのモダンさが突き抜けているんですよねーーー♪ まるで原宿・青山あたりのマネキンみたいです(=この喩というか語彙の不足は如何ともしがたい ^^) そして2021年に描かれた永沢碧衣の「山景を纏う者」(作家蔵)は、山の息吹が感じられるような、自然の美しさ厳しさ、山が神々との接点である事を感じさせてくれるような絵でありまして、ちょいと感動致しました。 アクリルグワッシュなる手法も使われておりまして、岩絵の具のみではない新しい日本画と言う姿も示しておりまする。 作家蔵と言う事で買いたいといえば売ってくれるのかな? (勿論買えないし置くところも無い ^^) 折角箱根に来たので蕎麦屋で蕎麦でも手繰って帰るかと思い、湯本の有名店までバイクを走らせますと、停める所に難渋する以前の問題として長蛇の列が出来ておりまして、幾ら平日だからと言ってこりゃぁ駄目だとグルメの楽しみはお預けでございます ( ̄▽ ̄) (続く) 結局、今日も東名高速海老名SAの「そじ坊」でカツ丼セットなんぞでお昼を済ませてしまいました。バイクで出掛けると何時もこんな感じなんだよなぁ... でもカツ丼に外れなし(^^)
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最終更新日
December 15, 2023 02:30:27 PM
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