2012/10/06(土)13:36
You Tubeで聴き比べ
You Tubeでの聞き比べに感動した。
つい先日何の拍子かブラームスが無性に聞きたくなった。
いや欲しくなった。昔、LPレコードで持っていたと思うが今では再生する機器もない。
CDでも買うか、と思ったが誰のを買おうか?
ググッてみるとボールトの名が出てきた。次に持っている宮城谷昌光の本で探してみると、曰く、シャルル・ミュンシュが好きだったとか。でもベイヌムが最高とか。トスカニーニの名前も見られたり、うーん難しい。
さすが作曲に21年かけた大作だ。1流の指揮者は皆チャレンジしている。
そこで登場したのがYou Tube。まず、ボールト BBC交響楽団(1971年)を聞いてみる。こんな物か。
ミュンシュと仏国立管弦楽団を聞く。動画つき。1966年東京での演奏だ。何かぬるーい感じ。
最後にベイヌム。コンセルトへボーだ。そうオランダ人なので期待していなかった。うん。これは何だ?かなり明瞭でいい感じ。1958年の録音。これは良い。師曰く、のびのびとしたブラームスと。真に言い得て妙。
第1楽章だけ何度も聞いてみた。
さて翌日。何となくまたYou TubeでダイレクトにBrahms Sy.1で検索してみた。
やはり出てきました。泣く子も黙るカラヤン。197?年ベルリンフィル、カラー動画である。これはすごい。明瞭なんてものじゃない。明確、正確、的確、寸分の狂いもなくスコアどおりに演奏されている。機械のようだ。そんな正確な演奏を誇示するかのようにカメラも撮っている。すごいなぁ。
でもまた、ベイヌムを聞く。
こちらの方が人間の感情がこもっているようで私は好きだ。これを買おう。
秋の夜長を楽しんだ。
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