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2007年09月26日
カテゴリ：グルメ
昨夜は中秋の名月でした。
よく晴れていたので、見上げた月が眩しかったです。 学生時代のなりたかったものに天文学者があったりして、今でも天体観測を趣味でやってたりします。 世界中で月は、美しいのと同時に魔力を持っていると恐れられ崇められていました。 月は割合と女性に神格化されますよね。日本では太陽の方が女性として神格化されていますが。 ギリシア・ローマ神話では月の女神は美しい処女神で狩りの神様ですね。ディアナ、アルテミスと呼ばれます。 インドでは、カーリーが月神にあてられ、残忍な魔人として崇められています。 月はラテン語でルナと言うので、狂気のことをルナシーと呼ぶようで、古来から、その月の魔力を上手く受け、また狂気をさけるために様々な言い伝えや慣習があったようです。 敬虔なキリスト教徒は、月の光がさすところでは眠らないようにしたと言う話もあるようです。 ‘月明かりをたよりに鏡をのぞくと死ぬ’なんていうジンクスまであります。これは、月が人間の生命力を吸い取ると信じられていたためのようです。 伺った話では、基本的にヨーロッパでは（ひとくくりにしてしまっていますが、もちろん地域などで大きく違いはあります）、満ちていく月が良く、欠けていく月は不吉ととらえるらしいです。 また、細い三日月はわりあい嫌われているふしがあります。その時初めて見る三日月が窓越しだと不吉らしいですね。また、その時最初に見る三日月が右の肩越しなら幸運が、左の肩越しなら不運が訪れると言われています。これは、ヨーロッパでは古来、身体の右側は天使、左側は悪魔、と対応させていたことによるそうです。 と、講釈垂れたところで、やはり花より月より団子でしょうか。 月を愛でつつ頂きました。 実際の満月は今晩あたりですから、眩しい月を眺めながら、お団子食べる幸せを味わいましょうか。
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Last updated
2007年09月26日 11時10分51秒
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