2006/03/17(金)22:34
区切りに際して
我「自分、確かに悪い事はしましたが、そんなにひどいことしましたか?逃げても逃げても追って来るってそれは愛じゃないですよね?人格無視してますよね?好きだとかどうこう言ってるけど、毫も俺の意志なんざ尊重しない。おかしいですよ。だから演じました。可哀そうとかいう気持ちを押し込めて、始めからただ寂しさを埋めるためだけに付き合った外道を演じましたよ。」
某「でも、その通りだろう。実際それの方がいいんだ。中途半端にやさしさを見せるのが君のいけない所だ。同情して自分の未来無くしてあれだけ悔いただろう?」
其「そう。どうも周りにいい顔をしようという節がある。人間生きてる限り皆に好かれることなどありえない。綺麗に別れる事など君にはできない。それだけのことをしてきたんだから。」
我「そうですね。心を鬼にするとか思いながら実際いつの間にか演じてたんじゃなくて、本物になっていたのかもしれません。」
某「大切なのはこれからだよ。」
其「進もう。明日は出発の日なのだから。」
我「はい。」