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カテゴリ:日常
帰省三日目。母方の祖母に会いに行く。
祖母は数年前から人に自宅を貸し、叔父の家に住んでいる。しかしその借り手とトラブル。ペット不可なのに内緒で室内飼いをしていたことが発覚。忠告するが聞かないので家賃を一万上げる手段に出ると立ち退いてしまった。 そんなわけで昨日から掃除をしている。そこに会いに行った。 実家に帰ったときは車を運転させてもらう。ほぼペーパーなので車庫入れが不得意。そこはプロである母にやってもらう。半年ぶりの運転に同乗する母はやはり度胸がある。しかしシートベルトをしっかり締めてドアの取っ手をしっかり握っている…。まあ無理も無いか。安全運転で行こう。 「こんにちは~、ばあちゃん。○○だよ~。」 「は~い、ちょっとお待ちください。」 到着し、声をかける。返事があるがなかなか出てこない。しばらくして出てくる。 「ああ、あんだがたやったんね。誰が来たんやろう思おた。よく来たね。まぁ、おあがり。」 …私の名前、忘れてたのかな。まあ半年振りなんで無理も無いか。 祖母は母と同じく小柄で細い女性。並んでお茶を飲んでいる後姿を見てると姉妹のように見える。そのぐらい体系が似ている。 朝から叔父の家を発って元の家の掃除をしていたらしい。4時起きで動き出したからさすがにくたびれたといっていた。この歳にしてよく動くなぁ。こんなに小さいのに。 「昨日入ったときは犬とタバコの臭いが染み付いとったけど、だいぶましになったやろ?」 「うん。まったく臭いせんよ。」 本当だった。よく掃除したんだろうな。それか…まあ、祖母も歳を経て徐々に性格が変化している。 「お母さん休んどき。あたしが掃除機かけるけん。」 「そうね、ならよろしく頼もうかね。」 いつもは意地で突っぱねる母の申し出をすんなり受け入れた。だいぶ疲れたんだろう。私は近くのコンビニまでお茶を買いに行くことにする。 帰ると祖母が庭の手入れをしていた。それを手伝う。しかしひどく蚊に噛まれる。祖母、母にはつかない。どこで判断しているんだろう? 一服した後、祖母を苅田の叔父の家まで送り届ける。 叔父の家は静かだ。裏が貯水池になっていて山が広がっている。 中学のときここで水彩画を書いた。夏の課題だ。美術の先生にけなされた以外は、周囲の評価が良かった。中学に入りその先生になって美術があまり楽しいものでなくなった事を今、思い出した。 叔父さんはカヌー教室の講師を終えて帰ってきたところだった。叔父さんは多趣味の人だ。趣味に生きている。 帰りに庭になっている苦瓜を頂く。夜の食卓でたまねぎとあえてサラダになっていた。もちろん美味しかった。 今日の夜のメインはカレイ(ヒラメかな?)の焼き物。背骨以外は全て食った。美味しくて一気に食べてしまったので写真は母の分。端にあるのが残骸。 半年ぶりの運転、疲れた。最初はクラッチの感覚が戻らず、緊張したせいもある。親父と母親は本当に良く頑張る。 夜はゆっくりした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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