083069 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

批評性時空間

2007.10.13
XML
カテゴリ:映画
『フラガール』(2006/日)
監督:李相日、出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸辺一徳、富司純子
いくつか泣かせる場面があって、そこでは泣けた。やはり親子関係を描いた部分はどうしても泣ける。炭鉱事故で親父が危篤だというのに、帰らずにショーを行うところとか、センターに反対していた人たちが子供をおもう母親のことばに動かされて協力する場面とかは、よかった。難点を言えば、俳優人で、炭鉱の街の、それも3世代ほど続いているという雰囲気を俳優人が出せなかった。素朴な田舎娘の2人はよかったが、その周りがいけない。松雪のフラダンスも迫力がなくて、フラダンスってすごいとは最後までついに思えなかった。そこら辺がShall we dance?でのプロのバレリーナにダンスを躍らせるのと比べてしまうと苦しく、演技自体も、教師役は厳しい。生徒との別れのシーンも作りすぎていて、リアルさがなく素直に感動できない。彼女の背景について、影のある人物として描こうとしているようだが、いまいちよく描かれてなく、中途半端。豊川は炭鉱夫のゴツサがない。岸辺もひょっとしたら方言が難しかったのかもしれないが、熱弁を振るっても空回り。富司はうまいが、やはり上品過ぎる。どうしても品があって、とても田舎のおばさんには見えない。といったように、やはり映画の中心は役者なので、先のファミリーロマンス的な部分は泣けるものの、全体としてみるとあまり感心しない。






最終更新日  2007.10.13 19:00:10
コメント(1) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事

Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.