TOEICの功罪
誰しも一度は受けたことがあるであろうTOEIC。とうとう日本を飛び出して海外でも採用されはじめたとか。そんなにもメジャーになってしまったTOEICの功罪をあらためて考えてみた。【功】・自分の実力が数値化されるので、努力の効果測定が簡単・英検のように1級、2級といった資格試験ではないので誰でも 自分の力に合わせた細かい目標設定ができる・問題に使用されている英語は日常的・実践的なものが選ばれて おり英検やTOEFLのようなマニアックなところがない【罪】・自分の英語学習の目的がきちんと定まっていない人が受けると 悲劇になる可能性ありTOEICで高得点を取る為には、それに特化した独特の勉強方法があり、それにかけるお金と時間も膨大なものになるのでは?と思う。そして、晴れて高得点をを取った後のメリットとしては。。。。・皆に自慢して「おー」と賞賛される・履歴書に書いて、就職・転職面接の際に「ぬぬ!こいつ英語できるな!」 と面接官に思われる。・昇進の際に考慮されるでも、上記以外のものってあるのかな~?って考えてしまう。さらに批判を恐れずに言わせてもらえば。。。そんなつまらないものが英語を学習するあなたの最終目標?って感じずにいられないのである。****************************************************************ここで僕と同じ部署で仕事している一人の女性のお話を紹介したい。彼女は欧米人が大の苦手。なんでも過去に参加した国際パーティーの席で外国人の中で一人だけ英語が話せなくて非常に恥ずかしい思いをしたからとか。。。。でも、その自分の弱みを克服したくてTOEICの猛勉強を開始。わずか2年で400点→840点までスコアを伸ばすというすごい成果をあげた。そしてそのお陰で「英語ができるビジネスウーマン」と面接で評価され、今の会社に入社。そして彼女は今。。。もう涙目状態である。。(;_;)以前のブログに書いたとおり、僕の会社は日系企業だが外資系企業のようなもの。社内は外人だらけで彼らとの会議・電話・メールのやり取りは日常茶飯事である。ちなみに欧米人恐怖症が治ってない彼女は、自分から積極的にコミュニケーションを全然取ることができない。もう英語力以前の問題である。つまりですね。。彼女の場合はもっとダイレクトに欧米人恐怖症を治す努力をした方が良かったのでは?ってことである。TOEICの勉強なんかしてないで六本木にでも遊びに行くとか。。。。****************************************************************************TOEICはできないよりできた方が良いに決まっている。でもそれよりももっと大事なのは「英語学習の最終目的を明確にすることである」と最近つくづく思う。以前のブログにも書いたが、英語学習は大海原をイカダで漕ぎ出すようなもの。だからどこの島にたどりつきたいのかをきちんと決めておかないと。。。途中でおぼれちゃいますよ~あなたが英語で実現したいことはなんですか?今一度見直してみてはいかがですか?