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カテゴリ:契約書/法律の英語
禁治産者(現在は成年被後見人という)という言葉をご存知だろうか?
英語ではperson adjudged incompetent などと訳しているらしいが要するに下記のような人のことを言う。 ***************************************** (例えば精神障害等で)正常な判断能力がないと家庭裁判所から宣告を受けた人のこと。従って禁治産者が単独でなした法律行為は全て無効である。 ***************************************** 要するに「ちょっとおかしくなっちゃった人。。(^^;)」と理解していただければ大体間違いはなかろう。。 もうかれこれ10数年前、パスポートを初めて申請に行った。初めての海外旅行を翌月に控えワクワクドキドキしない訳がない。(^^) 申請書は確かA4版見開き様式であり、結構記入が面倒であった。やっと記入が終わり、ふと気づくと最後に次のように書いてある。 未成年者及び禁治産者は親の署名を必要とする。 ちなみに僕は法学部法律学科の出身。だがほとんど大学に行かなかったため、不幸にもこの法律用語にこんなところで最初に出会うこととなる。(^^;) 「やべ~。俺って未成年者じゃないけど、ひょっとしたら禁治産者なのかなぁ~?だとすると親にサインもらいに家に帰らなくちゃなぁ~でも往復2時間以上かかるからそれだと受付しまっちゃうよなぁ~どうしよう~」 予想外のことが起こると僕は結構一人で悩むタイプ。20分くらい悩んだ挙句、一旦は家に帰りかけた。でも思い直して受付のところに行き勇気を出して聞いてみた!! 「すいません。。僕って禁治産者なんでしょうかぁ~?(^^;)」 その日は土曜日。ものすごーくパスポートセンターは混んでいた。多分僕の後ろに20~30人は並んでいただろう。 「し~ん」。。。。。。。。。。。。。。 と会場のざわめきがピタっとやみその後。。。 大爆笑~!!!!!!!!!(^^;) 「禁治産者ってどういう意味ですか?」と聞くのならまだしもいきなりそれはないだろう!(^^;)と今でこそ思うが、その時はほんとになぜ皆様に爆笑されたのか全く理解できなかった。受付のおじさんはしばらく固まっていたが一言ボツリ。。。 「そういうことを聞くこと自体が禁治産者だよ。。」 なかなかウマイ。。またも会場は爆笑である。。。 パスポート更新に行く度に思い出す、若き日の過ちです。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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