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カテゴリ:日本の旅
ど真ん中まつりに来たつもりがすっかり陶磁器ツアーになっている。
ノリタケ→常滑といって、しめは瀬戸。 栄町からすいた電車でたらたら尾張瀬戸まで。 駅を降り立ってみて、あー、やっちゃったな、という感じ。愛地球博のせいで、町の景色にそぐわぬハコモノぎょうさん立ててしまった感じ。やばい。 そのハコモノの筆頭、瀬戸蔵にいって瀬戸蔵ミュージアムを見る。 非常に!!面白い。瀬戸の焼き物作りのジオラマや、歴史の紹介など内容充実。館内のあちこちにいろんな説明ビデオが見られるようになっていて、丹念に見ていくとたいへん勉強になります。この日はガラガラだったので、我が物顔でのんびり好きなところを好きなだけ見ました。みんなもっと行ったらいいのに。 瀬戸にも散策コースが整備してあるので地図を片手に歩き回りました。 常滑は個人作家の陶房が目立ちましたが、ここは中規模工場が立ち並んでいます。大量生産品を作ってきた歴史を物語っていました。 それはそれで風情があってわたしは好きでしたが、町の観光事業がうまくアイデンティティをつかめていない感じは否めず。瀬戸蔵1階にあるショップの品揃えはセンスがいまひとつで買う気になるようなものはほとんどないこととか、町並みに似合わない光るビルを建てちゃうところとか、特産のタイルを町のそこここに埋めてみるんだけど町並みと調和していないとか。 大量生産品は、これから中国を相手に厳しいのでは?どう生き残るかは見つかっているのかな?市の財政は悪くないようですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月09日 15時15分45秒
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