ほかのさなぎ。

2010/05/26(水)00:34

ハートキャッチプリキュア第16話。

ふたりはMH5GOGOハトスマハピ魔法スターetc.(1426)

正直今回ばかりは作画的動き的内容的にもつまんなさそうなんですが・・・どうなんでしょうか。 初代の話ばかりしてアレですが、主役達が同じ部活というのは間違ってるような気がするんですが・・・ ともかく今回も観たら面白かった状態であることを願いたいですw 『あのさ・・・つぼみ・・・』 『ファッション部のみんなはさぁ・・・部活、楽しんでるかな?』 ここで一気に泣けた。 これだから、という特定の理由は無いのですが・・・第1話のえりかや5の増子さん、そして実際の自分自身などがいろいろミックスされて一気にキたといったところでしょうか。 『えりかの成長を描いた』話なのかも知れませんが、あまり何でもかんでも『成長』で片付けちゃうと、中学生話のお悩み話ばかりのこのアニメにおいては全部一緒くたになっちゃうので、それよりは『えりかの(今回はサブに徹した)つぼみ、そして新生ファッション部という良い受け手を得て輝きだした魅力』を描いたエピソードと、僕はとらえたいです。『良い面が出てきた=成長』というのは余りにも安易すぎるのではないかと。元々持っていた素養が、自分自身あずさや増子さん(笑)同様突っ走ったためかファッション部を壊滅の危機においやったこと、そしてつぼみという『周りに気を遣うことの出来る』親友に見習うことで自分ひとりではなくみんなでやりとげることの面白さ素晴らしさに結びついて開花していったんだと。ともすればあれほどのスキルを持ったえりかなら、(サッカー部と違い)一人でやろうと思えばできちゃいますからね。 ・・・いやだからそれを『成長』って言うんでしょ?と言われればそうかもしれませんが(汗)、要はなんでもかんでもそういう通り一辺倒なコトバでは片付けたくない、ということで・・・。 しかし無難といえば無難ですが、引っかかった点としましてはあずさを単にわがままなキャラではなく『みんなに演劇の楽しさを伝えたい』という一応はみんなのことを思ったキャラにしちゃったことでしょうか。いやフツーならああいうヒトって『他人は間違っていて自分は正しい』というのがまず第一にくるんじゃないかと・・・その辺いつもの本音暴露コーナー(笑)で違和感を感じてしまいました。お前そんなに良い子じゃなかっただろ?あそこまで他人をこきおろして何を言うか、と。 まあ・・・さすがにそれやっちゃうと演劇部完全壊滅だし、実に後味の悪い30分番組になっちゃうのは判るんですが、逆にそれが無いから『デザトリアンはプリキュアより役に立っている』という変な考え方まで成り立ちかねないので・・・だからこそデザトリアン化して本音暴露して人間関係がマズくなる話を上手いことそんなに後味の悪くない話に料理してくれたら、ハートキャッチはさらに高いところへ行けるんじゃないかな、と思うのですよ。そういう話を入れてくれたら今の『デザトリアン>>>プリキュア』状態を納得行く形で払拭でき、より気持ちよく作品を観ることができるんじゃないかな、と。もちろんいつぞやのフレッシュで単発でやってたご都合的なのじゃなく、深みあるドラマを入れた形で。 <その他> ・だんだん(他シリーズ同様)性別を意識した描写が増えてきた妖精さん達。コフレ可愛いです。 ・会長以外は出揃ったファッション部。これでつぼみ以外誰もいなかったらえりかの立場が・・・いや揃った状態だからこそあずさを招いたんだろうけど。 ・なんでなみなみって常に薄幸オーラが出まくってるんだろうか・・・。 ・みんなでわいわいやる姿はいいけれど、個人的には運動部の方がアニメ的にはいいような気がしますが・・・りんちゃんさんを通じて販促的に文化部(グッズ関係)>>運動部の図式が番組で決定付けられちゃったから・・・当面プリキュアで運動部の復活はないのかもしれないなぁ・・・実に退屈だ。 ・しかしよくもまあここまで相手をイラッ★ムカッ★っとさせる台詞を思いつくものです。そこはやはりスタッフ達の実体験(おい)が活かされている(こら)のかも、と邪推。 ・退屈な文化部描写の中、一人 『うりゃうりゃうりゃ~』 と裁断し、 『ああ、ここは・・・』 『うわぁああああ』 『・・・こんな感じで★』 とトライアルモードで一瞬にして刺繍するえりかさん、マンガ的アニメ的に面白いです★さすが部長!! ・そりゃムズかしそうですわ。 ・確かにここの対比は悲しくなってきますがそれだけ説得力のある描写だったと思います。 ・そんな今にもしおれそうな視聴者の心の花を救うのが、コブラージャさん(&サソリーナさん)。もう博士も放置状態なのかな? ・『あのさ・・・つぼみ・・・』 『ファッション部のみんなはさぁ・・・部活、楽しんでるかな?』 大事なことなので二回言いました。第4話での『私達親友だよね』といい、こういう時は自信なさ気になるえりかが普段とのギャップでたまらなくいとおしいです(笑)。 ・しかし今回部員と言うよりは大臣あるいは秘書状態だなぁ~つぼみw ・んであずさデザトリアン化。やっぱり演劇部が気になってか駆けつけてきた部員たちに上手い具合に部長の本心が伝わります。まあ確かにホントに女優を目指すのなら、うららさんみたいに一人で活動すればいいんですが、そう考えると先にも挙げたような『みんなに本気で演劇をする楽しさを知って欲しかった』というのはしっくりくるのかも知れません。 ・今回戦闘パートの作画がもっと良ければいい話だったのに、残念だ。 ・自分がふっとばされたかと思ったら今度は自分がデザトリアンにオウンゴールしちゃったコブラージャさん・・・まさにジス イズ コブラージャ!です。 ・ブルーフォルテウェーブの両手持ちなところが力いっぱいって感じがして好きです。前にも書きましたが『555』の同じく2人目のライダー・カイザのゴルドスマッシュをほうふつとさせます。 ・ちゃんと謝ったのは良かったです。部員自身も単なる同情とかじゃなく自分達自身が演劇が好きだからというのもまた良いです。 ・・・果たして(一度も出てこない)園芸部の運命やいかに!?

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