2010/11/22(月)01:37
ハートキャッチプリキュア!第40話
『クモジャキー・・・コブラージャ・・・ありがとう』
と同時に涙を流すサソリーナ・・・そしてそれを遠巻きに目にしてしまうブロッサムたち・・・ミラージュ編後編(第38話)でも流れてた(と思う)荘厳なBGMの効果もあってこのシーン、一体何回再生しては何度うるっときてしまったのやら・・・正直幹部の消滅でマジ泣きしたのはMHのサーキュラス達以来かな、と思います。
『サソリーナ・・・涙を流してた』
この時のえりかの胸中やいかに・・・それを考えるだけでもまたうるっと(笑)。
どうしても戦闘の見せ方・テンポ・その他演出などで見劣りする部分はあったものの、そこまで作画もひどくはないけど・・・でも・・・だった今回でしたが、このダークドリームを思わせるようなサソリーナさんの『死』とそれを遠くで見てしまったブロッサムの動揺ぶりの場面でほとんどお釣りが来てしまった感じです。
このままクモジャキーもコブラージャ(あとサバークも?)もサソリーナ同様人間体がありそうな感じですが・・・となると早速次回、クモジャキーさんも消滅しちゃうのかな・・・あのほのぼのした回で・・・せめてサソリーナさんみたいにサブタイトルに名前の入った回でお願いしたいところです・・・あとちゃんとブロッサムとの因縁に決着をつけるのも忘れないでね!!
ともかく殺すには惜しい幹部がほとんどなのがプリキュアシリーズ。ただそれでも例えばサソリーナさんだって何度もガチでブロッサムたちを殺しにかかってきたわけですし、フレッシュの三幹部のように人間界での悪事に対してなんの法的裁きもそれに匹敵することも無しにほとんど無罪放免状態というのばかりでもなんだかなぁ・・・って感じなので、今回の形が理想の一つなのかも知れません。
・・・コロンの時といい『失われたものは戻ってこない』という当たり前といえば当たり前のことではありますが、それに対して逃げずに突き進んでいる・・・ハートキャッチはそういうところ凄いなぁと思います。『5』のパルミエ自力復興結末にも同様なものを感じましたが・・・失われたものは戻ってこない、けど新しく作り直すことはできるという点で。そしてそれはそのままサソリーナさん、そして他の砂漠の使徒にも当てはまっていくのでしょう。それがハートキャッチという番組が選んだ『敵』への『救済』の姿なのかもしれません。
でも・・・サソリーナさんのいないハートキャッチって・・・ドラえもんのいなくなったのび太の部屋のように、寂しいですね。