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テーマ:ミステリはお好き?(1497)
カテゴリ:読書
『萌黄色のハンカチーフ』赤川次郎 【あらすじ】 夫婦水入らずで欧州旅行を楽しんだ爽香は女優の笹倉弥生、劇団主宰の喜多原光夫と知り合う。帰国後、爽香が出席したパーティに二人の姿が。会場ホテルのトイレで喜多原が殺される!一方<G興産>社内では爽香を退職に追い込もうと謀略を企てる同僚が。読者とともに読者が年齢を重ねる人気シリーズ第21弾。 (久し振りでレビューの書き方がわからなくなってしまった) 今年もやってきました、爽香シリーズ 毎年1冊。登場人物も毎年1歳年を重ねるこの巻で、 今年はついに爽香も35歳になっています。 中学生だった15歳の時から毎年毎年事件に巻き込まれ(もしくは自分から首をつっこんで)続け、 人が殺されても慌てず騒がず冷静に状況判断する爽香。 うーん、こんな度胸のあるところが仕事でも成功する秘訣なんでしょうか…?? そんな爽香を妬んだ社内の人間が罠を仕掛け、爽香の家族までも巻き込まれてしまいます。 でも爽香の●のアイツは一度このくらいの目に合ったほうがいいよね 絶対爽香優しすぎるよー!! もう20冊もというかつまり20年分読んでいるせいか 事件それ自体よりも人間関係の方がおもしろく思えてしまいます。 えーっ爽香もついに●●?!ってことは来年は●●なのね。。。感慨深いです。。。 そうやって自分の身の回りのことのように思えてしまうのが このシリーズの一番の魅力だと思います。 タイトルにも毎回「色」の名前がついていて、今回は「萌黄色」。 その萌黄色のハンカチが今回はなかなか重要なアイテムで、 特に最後!どうなるのどうなってるのどうなったのー?! と久しぶりに展開にドキドキしてしまいました。 今調べたら萌黄色って黄色じゃなくて緑っぽい色なんですねー。 萌黄色・浅葱色・亜麻色・鴇色・紫苑…などなど 日本の色は名前だけで綺麗ですよね。 赤川さん、次回は「猩々緋」とかどうですかね? 『赤川次郎の人気シリーズ第22弾「猩々緋のリップスティック」爽香36歳の秋』 とか。いやー…読みたくない。でも「利休鼠」があるならアリかな? 最初の巻からのタイトル一覧はフリーページの「あ」のフォルダに書いてるので 良ければご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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