『ふたつの民とふたつの門』~ブルバの母の子守唄~
どもです。 今回は、いつもとちょっと趣向が変わってます。ご注意ください。 先日のこのブログのコンベリポートで、「今回のセッションでGMさんとのやりとりの結果出来かけた、ブルバちゃんが母親に歌ってもらってた子守唄、セッション後に何とか形にしたのを忘れんうちに備忘録代わりにここにUpさせてもらおうかと思ってます」と書きましたが、今回はその予告どおり、ブルバちゃんの母親が幼い頃のブルバちゃんに歌った子守唄の歌詞を、備忘録代わりにUpするです。 『』内は曲名、~~内は副題、《》内はトネリコの民独特の文章構成方法による冠頭歌詞及び末尾歌詞、()内は通常と違う読み方をする漢字に割り振るルビ、「」内は台詞、カッコで区切られていない文は歌詞の本文になります。 それでは、つたない子守唄に、しばしお付き合いくださいませ~♪===========================================================『ふたつの民とふたつの門』~シーダの子守唄~ 《私は詩歌の神と意識を共有することを望みます。》 《眠れぬ私の娘のために、 遠い遠い時代の物語を私は紡ぎます。 ──溢れるほどの愛をもって。》 むかしむかしの そのまたむかし ひとつの流浪の 民があった 形ある国を 何度も奪われ 永久(とわ)に流れることを誓った 遺されたのは 唯一の門 年に一度の感謝祭 みんなでそこに集まって 形なき故郷を 語り伝えた 永の流浪で疲れた者たち 国土を創ることを願った 更なる流浪で 形ある国 紡ぎ出す詩(うた) 見つけ出す 必要なのは 門の力と 永久(とわ)に国土を紡ぐ姫 犠牲を厭うた古き民たち 門に集まり 立ちふさがった ひとつの民に起こる諍い 同胞(はらから)の血で 穢れた詩(うた) ひとつの門は ふたつに分かれ ひとつの民は ふたつに裂けた それからさらに 時代は過ぎて ふたつの民に 深き溝 分かれた門は 更に分かたれ その先に待つは 竜か妖魔か ひとつの民は 国と国旗(はた)得て 林檎のように 腐っていった 国土を失うことを恐れて 歌姫の犠牲 顧みぬほど 残された民は 風に流れて 幸せな時代(とき) 詩(うた)に紡ぐ ふたつがふたたび ひとつになると それだけ願い 歌い続ける 古き我らは トネリコの民 足着く大地は 無けれども 寄る辺の国旗(はた)は 無けれども それでも胸に 故郷を残す 永久(とわ)にその胸に 故郷を残す 《物語の終わりを区切りとして、 詩歌の神との意識の共有を終えます。》 「おやすみなさい。」=========================================================== 以上、ブルバちゃんが母親に歌ってもらった子守唄の備忘録でした。 …で。 「子守唄」と言っておいて何だが、この唄、まだメロディーが出来てないです。 私が作詞作曲もどきをする場合はたいてい、まずワンフレーズの歌詞とメロディーが同時に浮かび、そこから数週間~数ヶ月、下手すりゃ年単位の期間をかけてそこに他のメロディーの主旋律のみを肉付けした後に、残りの歌詞をその主旋律に合わせて肉付けするって方法で歌が出来上がるです。今回はセッション内のGMとのやりとりで歌詞の一部が出来、そこからセッションで出来た設定に合わせて残りの歌詞のみを肉付けしていった形でこの歌詞が出来ていったので、メロディーがまだ全然出来ていないのですよ。 私がコレにメロディー付けるとなると、多分年単位の作業になる上、私には音楽系の知識も才能もほとんど無いので、誰かこの子守唄に合わせたメロディー作ってくれると嬉しいな♪出来れば、《》内の歌詞部分はヘブライ語かヒュムノス語に訳してくださると、更にありがたいです。私は中学高校合わせて英語の通知表が最低ランクだったほど、外国語がてんで駄目な人間なんで^^;。(他力本願かよぉぃ。しかも版権的にヤヴァい発言もしてるし(ーー;)。) それでは、今回はこの辺で。またいつか機会があればお会いしましょう。 でゅわっっっ\(o|o)/!!!