2019/10/14(月)16:49
北海道選手権大会終了
11日~13日、札幌市北ガスアリーナを会場に北海道選手権大会が行われました。
今年度の「北海道NO.1」を決めると同時に来年の全日本選手権出場を目指しての大会でもあります。
ファーストスターからは朔のみの参加となりましたが、ダブルスとシングルスに出場しました。
ともに1回戦で負けましたが、これも経験です。
男子シングルスは、1回戦から激しい戦いがそこかしこで繰り広げられていましたが、決勝は荻原選手と後藤選手という組み合わせでした。
荻原選手は、かつての後輩2人を準々決勝・準決勝と破り、後藤選手は準々決勝でゲームオールジュースを制して、準決勝では3-0で圧勝し、ともに決勝まで勝ち進みました。
私は久しぶりにこの2人のプレーを何試合もじっくりと観ましたが、荻原選手は、まるで「ストーリー」を描いているかのような卓球で、「ライン」が何本もあり、1本1本が「意思」を持って次のプレーに繋がっていて、クラシック音楽のような重厚さがある卓球でした。
「こうバックに詰めて、相手が嫌がってこちらに回して来たらフォアクロスにカウンター、少しでも甘かったらすかさず必殺のバックストレート攻撃」とまあ、見事なものです。
後藤選手は、とにかく「クレバー」なのと「時間の使い方」が抜群に上手です。
他の選手を観ても、「時間」なんてあまり感じたことはないのですが、後藤選手の手にかかるとまるで「マジック」のように「緩急」を使い分けます。
結果は、荻原選手が10年ぶり、5度目の優勝となりました。
この結果をどう受け止めるか。
道外勢の大学生が低調でした。
国際大の寺井選手が、スーパーシードの選手を破ってベスト8まで進んだのは見事でした。
寺井選手のプレーには「心」がこもってました。
観る人を引き付けるくらいのものが、彼のプレーからは感じられた。
もう一人、「心」がこもったプレーだったのは同じ国際大の岡本選手でした。
私が知らなかっただけなのかも知れませんが、この二人ともに高校時代まではそんなに目立つ存在ではなかったように思います。
「やればできる」、そう証明したような寺井選手でした。
男子ジュニアでは、函館の林選手が目覚ましい成長ぶりと、上士幌中の千年選手が目立ちました。
千年選手は一般の部でもいい試合をしていました、これからはこの二人の時代になるかも知れません。
11月は、2~4日まで神恵内村で強化合宿を行い、11月17日は苫小牧市で「全国ホープス選抜大会」の北海道代表選手選考会が行われ、男子は蒲谷・荒井、女子は伊東が参加します。
枠は1名と厳しい条件ですが、頑張ります。
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