まるふくの登山記録

６月１０日は雨が降っていたこともあり、酸ヶ湯温泉を早く出発し、９時半には青森駅に戻ってきました。

その後の予定を全く決めていなかったのですが、みどりの窓口でお得な切符を見つけたこともあって函館まで足を伸ばすことにしました。特急列車は土曜日の朝ということもあり混雑していて、函館まで２時間ほどずっと立ったままでした。

函館も小雨が降っていました。駅のそばにある朝市を見学し、カンパチのカマ焼き定食とイカの刺身を食べました。さすがに魚介類はおいしいです。これでだいたい函館に来た目的は達してしまいました。


▲生簀のイカをさばいているので、ゲソは最初踊っているかのごとく動きます。

まだまだ時間はあるので、夜景で有名な函館山に行ってみることにします。駅付近から下の方だけは見えています。ロープウェイもありますが、車道が通っていてバスで山頂まで行けてしまいます。途中３合目くらいでは港方面が見渡せましたが、その後ガスの中に入ってしまいました。



バス停からすぐの階段を上がって、ほんのわずかで三角点のところに着いてしまいました。バスを降りてからたった１０秒くらいです。こんなのでは登ったうちには入りませんね。山頂には立派なレストハウスとたくさんのテレビ局の施設があります。

　
▲函館山頂付近（３３４ｍ）

展望もありませんが、時間もあるし、下の方では少しくらい海が見えるかもしれないということで、帰りは自分の足で下ることにしました。道がわかりにくいですが、最初は車道を下って、下の駐車場の奥から林道へ入ります。

少し行くと分岐があり山道に入ります。なだらかな道で入江山（２９４ｍ）の山頂部分を１周します。このあたりは要塞だったところらしく、砲台がいくつもあります。

分岐に戻って花を見ながらのんびり歩きます。かなり大回りして、ようやくメインの登山ルートの方にきました。２つルートがありますが、静かそうな汐見山コースへと入ります。自然林が多く、緩やかな下りで気持ちいいルートです。

　

下っていっても全然展望はありませんが、足元に色々とお花が咲いていて、また新緑がきれいで気持ちよく下山してこれました。かなりゆっくりだったので１時間くらい掛かっています。

最後に車道を横切るとまもなく登山口でトイレや駐車場があります。ここから車道を数分でロープウェイ駅です。ここにはバス停があり、バスに乗って市内見学しながら駅まで戻りました。


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