例祭
今日は丸ヶ崎にある子膾神社の例祭の日です。お世話になっている農家さんから、地元の例祭があるので見てみたらいいよ、と言われ、今年、初めて訪れてみました。朝の9時前には、お堂の前の広場に地元の方が集まっていました。おおきなムラ(さいたま市内でムラというのも変ですが)ではないのでそんなに大勢ではありませんが、何人か、お世話になっている方も来ておられて挨拶を交わすことができました。なぜ例祭がこの日なのか、確かなことは判らないそうですが、昔のお米作りの暦では田植えと草取りがひと段落する時期が今頃で、皆が集まりやすかったのでは、ということでした。ちなみにこの幟旗が立つのは、この例祭の日以外には2月、つまり旧暦のお正月の新年の集まりのときだそうです。ところで、このお堂は地域の皆さんが集まる集会所で、地域の寄り合いなどでよく使われています。ご神体はこちらの祠です。子膾(なます)神社とは変わった名前ですが、ちょっと怖い言い伝えがあるそうです。実際にあったことなのかどうかはわかりませんが、今では五穀豊穣を祈願する神様として祭られています。ご神体の祠に神主さんが祝詞をあげます。この神社には神主さんがいないので、伊奈町の氷川神社の神主さんをお呼びして祝詞をあげてもらっているそうです。