流血事件!?
スチール製脱穀機のスペアパーツがメーカーから届きました。よし、これで修理ができる!うまく直れば、合計4台の脱穀機が稼動する体制になるので脱穀機待ちという状況が無くなるでしょう。故障の原因は足踏みペダルの力を扱き胴に伝えるギヤの軸受けと、軸の磨耗でした。このため回転するギヤがふらつき、場合によってはギヤが脱落してしまいます。しかし、扱き胴の軸受けはボールベアリングなのに、こちらのギヤの軸受けはギヤがじかに軸に接する様になっているのは何故だろう??これだと、かなりこまめに油を注さないといけなかったのですね‥。車好きのKさんが修理作業を買って出てくださりました。ボルト締めなど、かなり力を入れて止めておられましたが、ナルホド、可動部のボルト締めをいい加減にするとすぐに緩んで故障の元になりますもんね。私がやってたら結構いいかげんに締めてたかも‥。(そしてすぐ故障してたかも。)しかし、この後、思わぬ災厄が‥かなりテキパキと作業をしていただき、30分もかからずに部品の交換が終了しました。どれどれ、動きはどうかなと、ペダルを手で押してみると、軽やかに扱き胴が回転しはじめます。すごい。故障前より全然調子いい。と、思っているとペダルに軽い違和感。Kさんが反対側でギヤにグリスを塗りつけていたのですが、軍手をはさんだようです。痛そうな顔をしていないので、よかった、軍手だけで、と思ったのですが‥。「いやー‥」という感じで軍手を外したKさんの指先が、思いのほかの大出血!指先が膨れて皮がめくれた感じで見るからに痛そう‥。慌ててKさんの奥さんが消毒薬と絆創膏を買いに走り、たまたま脱穀に来ていた会員さんが看護士さんだったので(なんたる幸運!!)応急処置をしていただき、超オシの強いカミサンが病院に電話をかけて受け入れ病院を探し(日曜だし、重篤というほどでもないので、ちょっとオシを強くしないと)、病院の検査結果では皮膚までの怪我ということで、なんとか大事に至らずにすみました。本当に、農機具というものはちょっとした不注意で大怪我をしてしまうのだなあと、改めて実感しました。そしてこれが人力ではなくモーターやエンジンで動いていたら、もっと大変なことになったのかも知れません。