ヘチマキュウリ
週末にしか畑に顔を出せないと、採り遅れしまう野菜ってありますよね。キュウリとかオクラとか..。地這えキュウリだと、実が草に隠れてしまうので、気付いたときにはヘチマ位になっていることがしょっちゅうです。種取り用に、と思っても、実が一個もあれば充分に種がとれますしね。ということで、2個目、3個目のヘチマ大キュウリは泣く泣く捨てて..いやいや、そんな勿体無い!以下、我が家でのヘチマ大キュウリの料理法をご紹介します。畑にゴロンと転がってたヘチマ大キュウリ(お茶漬け海苔の袋は大きさの比較用です(笑))大きなきゅうりの皮を皮むきでむいてたてに2つに割って、スプーンで種をこそげ取り、1~2cmぐらいに切ります。なべに底から5mm~1cmぐらい水を入れ、きゅうりを入れてふたをして中~強火で5~10分。こげないように注意しましょう。最後に豚肉スライスを1cmぐらいに切って加え、(なくても良い)肉に火が通ったら、火を止めて塩と醤油少量で味付けします。 好みで生姜をすりおろしたものや、青紫蘇のみじん切りを加えます。(写真のものは肉を入れず、生姜と青紫蘇だけを加えてます。)所要時間約15分のお手軽料理です。コツは砂糖やみりん・酒などは、あまり入れないこと。(キュウリがあっさりしているので、すこし、くどくなります。)また、好みですが、片栗粉の水溶きを最後に、少量入れてもいいです。この料理方法は、十年ほど前、山形県高畠町にファームステイした時、お世話になった農家のおばあさんから教わったものです。冬瓜でも同じようにできますが、味も歯ごたえもヘチマ大キュウリの方がはっきりします。皮がまっ黄色になる前のキュウリなら、この料理法でいけます。暑い日はこんなふうな、さっぱりしたウリの煮物がおいしいですよ。(ヘチマ大キュウリなんて市場には出ないので、栽培した人だけのゼイタク品かな..)