2017/10/25(水)10:55
大雨夜の講演
昨夜、宮崎県北部は、時間雨量80ミリの集中豪雨にみまわれました。
傘は役に立ちません。
道路が見えません。山手側からは滝現象の水が流れ落ちてきます。
道路脇には、進む事を諦めた車が立ち往生して居ます。
こんな天気になるとは予想だにしませんでした。
しかも、北川中学校の家庭学級の講師を引き受けていました。
受講開始前40分に出発、普通なら15分程で到着の距離です。
時速30kmがやっとのスピード。
これでも前が見えない。
10m前の車のテールランプさえ見えない。
ワイパーが意味を成さない。
こんな雨の中に
「聞きに来る者は居ないだろう、引き返すか」と
心の中から、気楽な誘いがかかる。
実に私は「楽に走る性格である」「そうするか」と
「待てよ、私が行かないと周到に準備された担当者は」
「困るだろうな・・・きつい思いもするだろうな」
「もしもよ、一人でも、聴講者が来たら・・・」と
「雨にぐらいに驚いて九州男児が務まるか」と
「無理して、おっかなびっくりを押さえ」
土砂降りの雨と闇の中を覗くように国道10号を北上しました。
開講3分前にやっと到着しました。
先生以下役員の皆様及び関係者全員が雨の中、首を長くして待っていて下さいました。
「良かった、引き返さなくて」と
気楽な決断を振り切った、チッチャな勇気にほっと胸を撫で下ろしました。
勿論、講演の内容は「水の治療」を威張ってさせて頂きました。
ナサケナイ僕でした。ところで水の治療て?何?