アマチュア無線局の登録点検事業者当方、1999年から認定点検事業者と呼ばれていたころから、アマチュア局のみを対象にした点検事業を実施しています。ざっと、令和2年度までに点検したアマチュア無線局は、約50局前後です。 実績としては、そこそこあるつもりです。なんせ、認定点検事業制度が始まった翌年から事業を行っております。 50MHz(6m)のkw設備の点検もアマチュア無線局3つを実施しています。6m500Wなら、ついでの設備で免許を下す局が多数です。ほとんどHF帯免許と一緒に下しているのが現状と思ってください。 さて、ハイパワー免許を下す際の一番の問題点というか、面倒くさいところは、 相変わらずの近隣の電波干渉調査(いわゆるTVIです) です。しかし、平成20年ごろに、TV電波が、アナログから地上デジタル放送に全面的に切り替わって以来、自分のところでも、また、点検にお邪魔したところでも、一切のインターフェアを見たことがありません。 次に重要な点は、 電波防護指針 を満足しているかの調査ですが、これはシミュレーションで調べることができます。JARLwebサイトや総通局のwebサイトにその方法が掲載されていますので一度、ご自分で調べてみることは大事ですし、必要なことだと点検事業者としてご意見いたします。 手前味噌ですが、当方でも、ExcelVBAで作成したプログラムがありますので、必要な方はご一報ください。Excel2016or2019,Excel365で動作確認済みです。 ExcelVBAのプログラムを紹介しましたので、電波防護適合のことを記します。 電波防護適合指針が始まって、すでに15有余年、前述のとおりJARLwebや総務省電波利用webで確認できるようになっています。それだけ、ハイパワー免許の事前検査で重要視されているというものです。 私が作成したプログラムは、パソコンにExcelさえあれば、シミュレーション可能です。アンテナ距離や、同軸ケーブル長など変化させて、確認できます。 まず、総通局担当でも、これは適合するのかを確認しています。ですので、自局のロケどのようにアンテナを立てたらよいのかよく理解できます。 ここで注意が必要です。まずは、アンテナ高です。 地上高〇mであれば、計算では-2mします。これは、人の頭までの距離と思ってください。身長が2mに人はまずお目にはかかりませんが、決まり事ですので文句言わずに。 次によく勘違いするところが、アンテナ素子までの距離ですが、給電点ではありません。このアンテナ素子までというのは、自宅の敷地境界からエレメントが一番近い距離のことです。お間違いのないように!別のページに詳細を紹介しました。 別ページにいろいろ加筆していきます。 ジャンル別一覧
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