お見舞いは嬉しいが…。
今日は母の友達とそのお嫁さん(私の高校からの友人)が母の入院している病院に来てくださった。母のお友達は私が小学生の頃からの仲良しで、今日も色々な話を母の枕元で話しかけてくれた。ただ、その方が友達と旅行へ行って、お腹いっぱいに新鮮で美味しい果物を食べた話を続けていて、2ヶ月間も絶食でいる母がそれを聞いていて、まずいな(ーー;)!って思っていたところ…母は音の出ない声を振り絞って、『おまんじゅうが食べたい!』って訴えてきた。飲み込み機能が麻痺している母に水でさえも与えると、殺人行為だと医師から告げられているだけに、なだめるしかないのだが、ず~っと訴える。仕舞いには父からお金をもらい、私に渡して、『あそこのおまんじゅうを買ってきて!』と訴える。かわいそうに、お腹が空き過ぎているんだね。もちろん、点滴で栄養は入ってはいるものの、空腹はひどいんだよね。お見舞いに来る場合は長く絶食している状態だと解っている場合、食べ物の話はしないで欲しい。 結局、食べたい、食べたいと訴えている母をそのままに病室を出た。