時のかなたの恋人 ジュード・デヴロー
新潮文庫恋人に捨てられて教会で泣いていたダグレスの前に、16世紀イングランドの伯爵を名乗る奇妙な男が突然現れた。無実の罪で捕われた部屋に女の泣き声が聞こえ、気づくとここにいたのだという。このままでは処刑されてしまう彼の運命を変えるため、ダグレスのタフな愛の冒険が始まった。―400年の時を越えて永遠の絆を求めあうふたりの、せつなく優しいタイムスリップ・ラブ・ロマンス。 けっこう厚い本だけど、図書館で借りて一気に読みました。歴史とタイムスリップとロマンス。ツボです(^^)前半は20世紀、後半は16世紀でお話が展開します。途中で何度も涙してしまいました。ラストも切ない・・・タイムパラドックスの使い方がとっても良かった。泣きすぎて三重まぶたになってしまいましたワ。読み終わった後幸せ気分にはならなかったのですが、何度も読み返したくなる。いつか手に入れたい本です。