カテゴリ:焼酎類感想
寒い。寒すぎる。こんな夜はお湯割向きの焼酎を開けたいなぁ。
……ってことで、今日は芋焼酎のスタンダードと言っても過言ではないだろう所のものである長島研醸の芋焼酎「さつま島美人」を開栓。散歩中に立ち寄ったスーパーで900ml入りの瓶を939円で購入。白麹仕込みの芋焼酎。以前飲んだ、同メーカーで麹が違うだけっぽい立ち位置にある「黒島美人」とは別のスーパーで購入したので微妙に高いが、許容範囲か。 まずはロックで。部屋の暖房はきいているが、気分的に寒くなるのでちょっとだけ。 氷で冷やされていても、グラスに口を近づければふわりと芋の香りが漂うのがわかる。香りは軽いので臭いって程のものではなく、口を着けるのに期待が膨らむ。 そして口に含むとこれが白麹らしさなのだろう「黒島美人」では感じられたぴりぴり感は無く、やわらかな甘さと芋の雰囲気。口当りは軽く、夏ならロックでいきたいなぁと思わせる味わい。喉ごしもやわらかで旨い。 寒いので続けてお湯割。 ロックでも風味が十分楽しめる感じなので濃い目でも良さそう……ってことで6:4から試そうと思ったのだが、先に入れたお湯がそもそも多かったので5:5程度に。 先にロックで飲んだせいか、お湯割にしても香りが強く立ち上がっているようには感じられなかった。やっぱ素面状態に近くないと感覚は鈍るな。臭いって感じではないのはロックのときと同じ感想。口に含むとアルコール度数が下がっている分更に柔らかい口当たりで、喉への刺激は皆無。これはなんぼでも飲める感じでヤバい。 追記) 6:4では芋の甘みが前面に出てほっこりする感じ。あぁ、冬はやっぱりお湯割だ……と、しみじみ思う。 追記その2) 6:4で前割して電子レンジで2分温めても旨さは変わらず。本当に「さつま島美人」は安定感が高い。 この銘柄に関して言えば白麹の「さつま島美人」の方が黒麹の「黒島美人」よりも好みに合う。流石に鹿児島で最も飲まれている白麹仕込みの芋焼酎と言われるだけのことはある。確実安心の「さつま島美人」。個人的にはこれのおかげで他の酒には厳しい点を付けざるを得ない感じがある。値段が安くて、入手性が良くて、安心の旨さというのが揃った酒がここにあるのだから、この条件で負ける酒にはそれ以外のポイントで強みを発揮して貰わなければ困る……というか存在意義が無い。 てゆーか、もうこれだけあれば良いんじゃないか? もっと良くて高い焼酎とか見つけちゃっても困るし。惜しむらくは、日に何度か足を運ぶことになっても構わないという程度な最寄りのスーパーでは販売されていないことか……。 追記) 近所の酒屋で普通に売ってますた。 いやぁ寒い夜の芋焼酎のお湯割はサイコーですな。 どうでも良い話だが、梅酒メインで飲んでた時はロックで大体日に2杯って感じで飲んでいたので、720mlの瓶は通常1週間もたない感じだったが、焼酎はお湯割で2杯飲んでも900mlの瓶が半月位持つ印象。寒いおかげでお湯割がうれしい焼酎だと実に経済的。コストパフォーマンスなんて夢の無い指標を持ち出すと実に4倍にもなってしまうなぁ。 注) 2杯お湯割で飲むと大体1合なので、集中的に飲めば900ml瓶は5日で空くわけだが、同時に開けられている酒が複数有るので、焼酎の方が長持ちする印象。他方、梅酒は基本ロックで飲んでいたので、2杯飲むと1.5合とか2合位のイメージなので、同じ種類を1日で2杯飲むことは余り無いけれども、直に空く感覚。 いやぁ焼酎サイコー。
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最終更新日
2013年05月23日 20時18分05秒
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