ログハウス建築日記 1月 カナダでは
カナダからまた写真がメールで届いた。雪の中、アーチカットの加工中です。寒い中、おつかれ様でーーす!!!!カナダで上棟しました。おお!!、これが我が家か~~~!!!もう組みあがったのですね~~。以外と早かったなーーー。ちょっと小さくてわかりにくいですが棟木と母屋も広がった根株がナイス!!レッドシーダーは日本のヒノキと親戚のようで根株が広がっているのも似ている。そして防腐防虫効果、芳香など特徴が似ている。後で聞いたが現地のログメーカーではログに使わなかった根株はシダーシェイク屋さんに引き取ってもらい薄く割って屋根の瓦にするのだそうだ。シダーシェイクの屋根はあこがれだが住宅地なので防火性能を考えてやめた。(スイマセン。今、見栄張りました。正直言ってコストも大きな要因でした。)ハンドカットのログハウスの場合、丸太の末と元を交互に並べ、2本重ねた天端で水平をとる。レッドシーダーはダグラスファーに比べてテーパーが強いのでログエンドでは丸太の切り口が大小大小と交互に並ぶ。ハンドカットは味わいがあるが、レッドシーダーだとさらに味のあるログハウスになると思う。これは和室から家の中心を見たながめですね。田型のログ壁の中央の交差部にアーチカットが4つあります。このノッチが縦に連なる交差部が柱のようでこの家のシンボルになっています。トンネル状にログ壁をくりぬいたアーチカットが美しいですね。(片目で見てください。立体的に見えます。)実はこの曲線はワタシがPCで絵を描いてFAXでカナダに送ったものです。送ったとおりきれいにカットされています。つーか、原画よりもむちゃくちゃカッコイイ!! う~ん、迫力~~~、感動~~!!!太い根株はカウンターになってくれてますね~~。ログに一本づつナンバリングをつけています。この後分解してコンテナに積まれてバンクーバー港から横浜港まで2週間の船旅に出ます。日本の建設現場ではこのナンバリングの番号の順にクレーンで積み上げます。上の写真、日本での建築直後の眺めはこんな感じです。このあと家具や植木を置きましたのでさらに生活感が出ていい感じになっています。同じくキッチンから和室を見た眺めです。同じくリビングからの眺めです。