マル鉄鉄道写真館2

2022/07/03(日)14:04

185系:アクセス列車「新幹線リレー」

快速列車(国鉄・JR)(73)

​185系:アクセス列車「新幹線リレー」 東北新幹線開業に合わせ『185系 新幹線リレー号(ツアー)』が地元を走りました。 この機会に、写真館で投稿した「新幹線リレー号」について再度まとめておきたいと思います。 昭和57年6月、東北新幹線の大宮暫定開業に伴い、上野~大宮間の連絡列車として、新鋭185系200番台による「新幹線リレー」号が運転されるようになりました。昭和57年11月までは本数が少なかったですが、上越新幹線の暫定開業に伴い本数が増加、455系なども運用されていたようです。 また、185系200番台の増備を図りながら、165系急行にも使用されるようになりました。 昭和57年2月頃 下十条電車区にて 本格的な本線運転を前に下十条電車区へ車両を回送、運転訓練が行われていたようです。 既に京浜東北線ではATC化が完了していたため、入線に当たってはクモヤ143を介して運転されたと言う記事がありました。 狭い電車区の中、既に上野乗り入れのための新幹線高架橋工事が始まっています。 昭和57年 浦和電車区にて 撮影時期の記録が無いのですが、下十条電車区にやや遅れて移動した来たと記憶しています。 京浜東北線の電車区である両区で本線の電車を運転する機会があったのか、当時は疑問に思っていたものですが、未だにその真偽は分かりません。 昭和57年8月23日 大宮駅にて 営業運転を開始した「新幹線リレー」号。 PRはされていたと思いましたが、それほど客が乗っていなかったような気がします。 新幹線乗車客が優先されますが、特に特急券の確認等はなく、誰でも乗ることができたようです。 昭和57年12月頃 蕨~西川口間にて 昭和59年3月頃 蕨駅付近にて 地元ではいくらでも写真を撮る機会がありましたが、ちょうどこの頃から沿線にフェンスが出来て撮りづらくなっていたと思います。 蕨駅付近での撮影機会があったのは、まさしく地元で撮れなくなったためと思われます。 昭和60年1月頃 185系踊り子色 蕨駅付近にて 新幹線の上野開業が迫る頃。 「新幹線リレー」号の運転が終了すると、185系200番台の余剰車が出ることになります。これらの車両は暫定的に使用していた183系「踊り子」を置き換えるため、予め田町電車区へ放出される計画が出来ていたようです。 「新幹線リレー」号からの撤退を前に、早くも「踊り子」塗装にチェンジされた200番台が出現し、急行との共通運用で使用されることになりました。 昭和60年3月8日 「エキスポトレイン」と 川口駅にて 川口駅につくば万博のPR列車として走った「エキスポトレイン」がやってきました。 新幹線上野開業を目前に、束の間の出会いでした。 そして、昭和60年3月13日、東北・上越新幹線上野開業の前日を以って、「新幹線リレー」号は静かにその役割を終えることになります。 団体列車 東北新幹線開業35周年:185系「新幹線リレー号」 ​

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