マル鉄鉄道写真館2

2023/08/27(日)07:00

101系:南武線浜川崎支線

普通列車(国鉄・JR)(112)

​101系:南武線浜川崎支線​ JR東日本において、電化区間で最も車両の置換えが難しい南武線浜川崎支線。2両編成であるが故、長編成の多い管内路線では適当な車両が発生しづらい点で、国鉄時代から置換えが遅くなってしまう路線でした。 過去ログ『旧型国電 クモハ11・クモハ12+クハ16:南武線浜川崎支線』でもご紹介いたしていますが、旧国時代は1M方式だったので問題なかったものの、やはり適当な車両の捻出は難しく、結果として使用されたのが101系でした。 101系はMユニット2両単位になってしまいますが、登場当初から奇数偶数のどちらにもクモハが用意されていたため、ユニットの組替えによって2Mという過剰出力ながらもなんとか置換えを実施することができました。 ※撮影は、平成14年5月4日です。 101系は20m級になりますので、ホームの延長が必要になったものと思われます。前回の旧国時代も昭和56年の写真ではホームが延長されていたことを今頃になって気が付きました。 また、101系ではワンマン化も実施されました。 交代当初はカナリア色だったと記憶していますが、後に路線カラーとなっています。 浜川崎駅にて 何回も訪れているので見慣れた風景ですが、101系を撮りに来たのはこの時が初めて。 ワンマン化のため、ホームにはバックミラーが。そこには101系の表情が見えました。 川崎新町駅にて 浜川崎から次の川崎新町まで徒歩で移動。撮影の好適地は一切なし。写真を撮りようがないと言う感じ。仕方なく駅に入ってホームで撮影。この駅に来たのは生まれて初めてでした。しかし、変わった配線の駅ですね。 八丁畷駅にて 再び徒歩で八丁畷駅へ。この間も撮影できる場所は皆無。本当に難しい路線です。 この駅は、京浜急行との乗換駅。12両編成・120km/hというスピードで下を通過する電鉄に対し、こちらは2両編成のローカル線。輸送力の差は歴然です。この駅も実は初めて来ました。 場所が無いので、ホームの安全な位置から200mm×2(645判)で撮影。ビンが来てなかった・・・。 103系化改造された101系を除けば、最後まで101系が残った路線としても有名でした。(私鉄譲渡車を除く) この後、他の路線と同様に、山手線等で余剰となった205系が各地で活躍することとなり、ここでも205系化されることになります。

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