マル鉄鉄道写真館2

2023/09/12(火)05:57

キハ181系:特急「おき」(その1)

特急列車(国鉄・JR)(190)

キハ181系:特急「おき」(その1) 特急「おき」は、山口線小郡駅(現新山口駅)~米子・鳥取を結ぶ列車で、昭和50年3月、新幹線博多開業の際にアクセス特急として誕生しています。 元々の特急「おき」は、新大阪~(伯備線経由)~出雲市を結ぶ、現在で言うところの「やくも」の列車の前身となる列車で、キハ181系が使用されていました。この時代の特急「おき」は、新幹線岡山開業によって岡山~出雲市間の「やくも」として継承され、特急「おき」はしばらくの間、不在の名称となっていました。 昭和50年3月に別経路で名称が復活しますが、当初はキハ82系によって運転されており、翌年の昭和51年10月、特急「つばさ」の電車化によって捻出されたキハ181系を利用し、置き換えが行われています。 山口線へは一時期SL「やまぐち」号を撮りに通いましたが、この際、図らずも特急「おき」の写真を撮っておりましたので、2回に分けてご紹介したいと思います。今回は5~8月くらいの夏場に撮影したものを集めてみました。 昭和55年8月 揖屋~荒島間にて 昭和55年8月 出雲市駅にて こちらはまだSL写真を始める前、キハ181系「やくも」が電車化されるということで、北海道以外では初めての山陰本線方面へ長距離旅行をした時のものです。 この頃は6両編成で、グリーン車も連結されていました。 昭和58年5月15日 仁保~篠目間にて 昭和58年5月15日 篠目~仁保間にて 昭和59年8月18日 仁保~宮野間にて 昭和59年8月18日 撮影場所忘れた すべてSL「やまぐち」の待ち時間の待ち時間に撮影したものです。 昭和57年7月、多客期を除きグリーン車の連結が廃止になってしまったと言うことで、写真の編成も5両編成となり、車掌室を設備したキハ181-100番台を連結しています。 いずれもヘッドマークがイラスト化される前、編成が短いと言えども特急列車らしい時代でした。

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