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テーマ:鉄道(23659)
カテゴリ:車両トピック(国鉄・JR)
キハ35系職員輸送:川越線→大宮操車場
貨物大合理化が行われた昭和59年2月ダイヤ改正まで、大宮操車場では朝の通勤時間帯に職員輸送用の列車が走っていました。 定期列車の川越線が大宮到着後、客を降ろすとそのまま回送扱いとし、大宮操車場の職員を乗せて西部入換(下り発着線の位置)まで職員輸送を行っていました。 大宮操車場の発着線はすべて電化されていましたが、当時の川越線は非電化でしたので、キハ35系4連を延長のように使用していました。 ![]() 構内が大雪の画になっていますので、おそらく昭和59年に撮影したものではないかと思われます。 このシーズンは非常に雪が多く、入換でも泣かされたものですが、既に廃止を間近に向かえた職員の心情としては、お別れの記録作りに恰好の演出を提供してくれました。 列車は入換扱いで下り線を逆走、下り発着線(現在の国の合同庁舎付近の位置)まで走り、折り返してまた大宮まで戻って来ました。この写真は返しの写真となります。 返しには乗ったことが無かったので、大宮機関区に入庫したのか、大宮駅まで行って定期列車に充てたのかまでは定かではありません。 この列車では始業時間ギリギリの到着となるため、当時一番下っ端であった私などは、余程さらに下の職員(私は同期の中でも一番早く配置されたので、既に同じ年の後輩がいた)が同じ出番にならない限りは、使用できるものではありませんでした。そんなことで、ほぼ2年間配属となってしましたが、10回も乗ったことが無いと思います。 当時はキハ35系そのものが珍しくも貴重でもありませんでしたので、カメラを向けることは殆どありませんでした。 そのため、大宮操車場構内を走る同列車を撮った写真というのは殆ど無く、広大な発着線をノンビリと走る同列車の風景を撮らなかったことは、非常に勿体無いことをしたと思います。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.10 06:00:08
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