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テーマ:鉄道(23473)
カテゴリ:駅・操車場・施設
国鉄 大宮機関区:レンガ庫
大宮操車場は、現在のさいたま新都心開発で大幅に縮小され、高崎線~東北線相互の折り返し方向転換や時間調整を行うための停車場のような位置づけになってしまいましたが、かつては大宮駅~与野駅間のすべてを線路で埋め尽くした広大な操車場でした。 そして、到着した列車からの開放や、組成後の列車を牽引するため、大宮操車場を起終点とする列車を牽引する機関車の付け替えも行われていました。これら機関車は大宮駅の南西方にあった大宮機関区にて駐留することになっていました。 大宮機関区には、大宮操車場のの入れ替えに使用されるディーゼル機関車が配置され、川越線用のキハ30系(配置は高タカ一)も駐留していました。 東北・上越新幹線の上野駅延伸工事が始まる前、大宮機関区には検修用のレンガ庫があり、昭和40年代半ばくらいまではSLが大宮操車場の入れ替えや川越線の貨物列車牽引の任に当たっていたらしいです。 私も母親の田舎に連れて行ってもらうときはここを通っていたわけですが、残念ながらSLを見た記憶は全くありません。 昭和57年7月頃 大宮機関区 レンガ庫とキハ30系 構内時計が示すように、朝の8時30分過ぎ。 レンガ庫の位置関係がイマイチ記憶に薄いのですが、この写真の目線の高さからして、線路を歩きながら撮影しているようです。殆ど大宮駅に近い場所から300mmの望遠で撮ったような構図です。 レンガ機関庫はもちろん気動車関係のエリアにあり、写真でもお判りのとおり、架線設備は全く備えていません。 昭和57年7月頃 大宮機関区 レンガ庫 大宮操車場への職員輸送として、川越線で到着したキハ30系の列車が、職員を乗せてそのまま操車場構内に乗り入れます。 この写真はその車内から撮影したものですね。 この写真では、このスパンにおける新幹線工事が未だ始まっていないようですが、昭和59年になるとかなり橋脚が建っている様子が分かりますので、おそらくその時期辺りに取り壊されてしまったのではないかと思われます。 煙抜きの付いた独特の形をしたレンガ庫、かつては全国各地の機関区で見ることが出来ましたが、今では残り少なくなってしまったと思います。 これは、老朽化というのもそうですが、阪神・淡路大震災の発生から耐震調査が普及し、震度5以上で倒壊する危険のある建物は耐震補強または取り壊しといった工事が実施されたため、鉄筋の入らないレンガ庫は急速に取り壊しが進んでしまったのではないかと思っております。 直接の職場ではなかったために、位置関係や出入りの様子の記憶も曖昧なのが残念です。 この写真はなんとなく撮ったものだと思いますが、かつての自分の働いていたエリアにあった遺構を記録することが出来て本当に良かったと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.17 06:17:48
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