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テーマ:鉄道(26753)
カテゴリ:車両トピック(国鉄・JR)
E231系 サハE230-0番台:最後の6扉車
これ以上の増発や編成両数の増加が望めず、遅延が慢性化している首都圏の通勤通学ラッシュ。 少しでも停車時間を短くするための対策として導入された多扉車。関西や東京メトロなどでは早期に導入され始めていましたが、平成2年に初めて20m級6扉車として導入されたのが山手線205系サハ204でした。 その後も209系やE231-0番台、500番台へと波及し、東急電鉄にも登場した6扉車ですが、バリアフリー法の影響でホームドアが普及するようになると、扉の多い6扉車への対応ができないことから、車齢が10年未満にもかかわらず次々と編成から外され、廃車されてしまうようになりました。 山手線、京浜東北線、埼京線(山手線からの転用)、横浜線に在籍した6扉車は、新性能化に合わせてすべて廃車され、最後に6扉車が残っていたのは、ホームドア設置の遅れていた中央総武緩行線用E231系0番台のみとなっていました。 そして、山手線からのE231系500番台の転入により置き換えの進んでいたE231系0番台もいつの間にか残りわずかになり、令和2年3月のダイヤ改正にて、すべての6扉車が引退となったそうです。 ![]() 平成22年7月9日 浅草橋~両国間にて 隅田川を渡るE231系0番台の編成。左から5両目に6扉車が連結されています。 ![]() ![]() 平成30年1月10日 秋葉原駅にて 一足早く引退を迎えた209系500番台の撮影に寄った際に撮っていたもの。 いずれは無くなると思っておさえておきましたが、その時期は想像よりも意外に早いものでした。 時代の要請で誕生した苦肉の策でしたが、着席できないというリスクを背負った車両の割に、意外にも苦情が発生せず、順調に波及して行った多扉(6ドア)車でしたが、これまた時代の要請で長生きできずに廃車という運命を辿ってしまった車両たち。 これを不運な車両とするのか、時代の申し子として称えるのか、難しい存在であると思いますが、鉄道の一つの歴史として残した功績は消えることはありません。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.22 06:43:32
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