2024/10/15(火)18:06
ED75牽引:寝台特急「ゆうづる」
ED75牽引:寝台特急「ゆうづる」
寝台特急「ゆうづる」は、昭和40年10月1日ダイヤ改正で誕生した、上野~青森を結ぶ寝台特急です。
1年早く誕生した「はくつる」とは異なり、常磐線経由となっているのが特徴。
登場当初は20系客車を使用していましたが、その後24系、25形化も行われています。また、583系電車寝台との複合体系を持ち、最盛期には7往復が設定されていました。
EF80からバトンを受けた「ゆうづる」は、常磐線~東北本線をED75に牽引され、一路青森を目指しました。
昭和55年3月 青森駅にて ED751015牽引「ゆうづる」
一夜を明かし、青森に到着した「ゆうづる」。24系の整った編成でした。ただし、ヘッドマークがなかった時代ですので、魅力には欠けました。
昭和62年8月初旬 撮影地不詳 ED75729牽引「ゆうづる1号」
昭和62年8月初旬 撮影地不詳 ED75716牽引「ゆうづる3号」
翌年の青函トンネル開業を控え、車両の動きが活発になっていました。
「北斗星」に使用する車両を予備車から改造するため、改造が終るごとに「ゆうづる」の編成へと充当されるようになり、この時期の「ゆうづる」にも一部金帯車が登場しました。
昭和63年2月23日 千曳~野辺地間にて ED75牽引「ゆうづる」
せっかく雪景色の中を走る良いシーンだったのですが、何を血迷ったかメチャクチャ早いタイミングでシャッターを切っており、これでもかなりトリミングして大きくしています。
しかも、カラーバランスが非常に悪く、修正があまり利きませんでした。
青函トンネル開業間近で、直前にはA寝台「ツインデラックス」さえ連結され、「北斗星」への移行準備がなされました。
平成21年11月14日 尾久車両センターにて
こちらはおまけですが、東北本線の非電化時代、DD51が「ゆうづる」を牽引していました。確か重連仕業だったと思います。
EF80牽引:寝台特急「ゆうづる」24系寝台客車編:寝台特急「ゆうづる」
EF81(展示):寝台特急「ゆうづる」