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テーマ:鉄道(24411)
カテゴリ:旧型国電
旧型国電 クモル23・クモル24・クル29:配給電車
工場から電車区へと、パンタグラフやブレーキシューなど消耗品類を配達する荷物列車。荷台に屋根の無い、国鉄では唯一の形態を持つ電車。配給電車と呼ばれる車両の具体的な形態です。 屋根と壁のない車体に強度を持たせることができないため、戦前製の17m車が改造の種車として使用されましたが、改造された両数がそれほど多くない割りに、種車の形態の違い、改造を手掛けた年代及び工場によって非常に個性がありました。 それほど多くの写真は撮っていませんが、過去の写真から並べてみます。 ![]() 昭和51年 京浜東北線 西川口~蕨間にて クモル23+クル29 毎度ながらこの昭和51年版はオートハーフなんでみんなブレちゃっているんですよね。 配給車は、独特なスタイルに正面の「○配」サボをつけて、軽快に走っておりました。 クモル23は、両側窓がHゴムで、ど真ん中窓は木枠のタイプのようです。 ![]() 昭和53年頃 京浜東北線 西川口~蕨間にて クモル23+クル29 こちらも同じクモル23+クル29のコンビです。 こちらのクモル23は、3枚の窓が全てHゴム化されたタイプですね。 配給電車であるシンボルマークは、「○配」ではなく、「荷物電車」と同じスタイルの「配給電車」という横長タイプのサボを正面に取り付けています。 ![]() 昭和52年頃 品川駅にて クモル24007+クル29 品川で駅撮りをしているとき、ちょうど臨時ホームに入線してきました。普通の配給電車は、駅で出逢ったとしても通過してしまうため、ジックリと車両を見ることはできません。このときは、川崎方から入線してきて、田町電車区へ入るまでの間、停車していたんですよね。それで、無蓋部分の中身を見たくて、こんな写真を撮ったわけです。 しかし・・・肝心な顔を撮っていないなんて、太っ腹!この当時は、特に貴重とは思っていませんでしたから。 ![]() 昭和47年3月? 津田沼電車区? (lineさん提供) 電車区内で待機中のクル29+クモル24。 どの写真にも共通して言えますが、常磐線への乗り入れを考慮して、防護無線アンテナを立てているのが良く判ります。 形式写真を撮るなら、やはりこれくらいの判りやすい大きさ、アングルで撮っておきたいですね。 ちなみに、モーター車で両運転台がクモル23。同じく片運転台がクモル24。制御車がクル29です。クル29には両運転台がありません。 アオリ戸の高さには2種類あるようで、特にクルに高さのある枠を設定した車両がいます。また、一部ではアオリ戸が設備されていなく、凸凹の無い車体の車両もいました。 いずれも17mの旧モハ30・31・34と言った戦前型の改造車でしたが、意外にその活躍は長く、山手線・京浜東北線がATC化される直前の昭和56年頃まで使用されていたんですよね。。 ATC化により運用効率が悪くなってしまうため、当時大量に淘汰されていた101系を改造、ATC化したクモル145+クル144に後を譲り、首都圏から全車引退することになりました。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.27 00:10:15
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