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2025.06.20
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テーマ:鉄道(24950)
カテゴリ:ディーゼル機関車
DE11ディーゼル機関車:大宮機関区・大宮操車場


DE11は、本線にも入換にも使用でき、DD13では足りなかった出力を大きく増強した新世代のディーゼル機関車として誕生したDE10を母体としたカマです。
DE10は本線仕業を想定していたため蒸気暖房装置を搭載した一方、DE11は重入換用として蒸気暖房装置の搭載を省略し、粘着力を向上させるために死重を搭載していたことが特徴です。
その機能性から、大規模な貨物操車場に配置されました。

今回は、大宮操車場で働いていた大宮機関区のDE11の写真をご紹介いたします。
国鉄職員時代に内部から撮影したものですので、一般の方では撮れなかったアングルです。




ハンプ入換は、上り・下りとも各2両のDEが仕業に入ります。
入換が始まる時間になると、大宮機関区を発車したDEの重連が機回し用の長い回送線を通ってやってきます。
上り回送線はやや掘り下がった場所に設置され、ハンプ山の下を通ってきます。DE1140がやってきました。




こちらは、DE1140の牽引する下りハンプへの引上げ列車です。
ハンプの高さはそれほどではありませんが、やや勾配のかかった線路であることがお判りいただけると思います。
DE11は入換専用機として製造され、本線上で客車を引く可能性は皆無ですから、おそらく走行写真を捉えることは非常に難しい機関車だったと思います。
次位に連結されたワキ5000の姿も貴重。




4両の機関車が並んで待機中です。向かって左2両が下り入換、右2両が上り入換に使用されます。これはハンプ入換機だけですので、他にも東部入換、西部入換のそれぞれ駅別と方向別がありますので、どのくらいの機関車は1日に稼動していたのか、想像も付きません。

写真は向かって左からDE1010、DE1142、DE1067、DE1141。

各線路に並ぶ巨大なクローバーみたいなヤツは「入換合図機」と言い、ランプが4つあり、操車係(誘導担当)がこの合図機により機関士に動きを指示します。最大で1編成の長さは400mを超えるものもありますので、1線に3~4箇所くらい設置されていて見通しを確保していたような記憶があります。

バックに写っているのは、大宮暫定開業となった大宮駅で、新幹線の開業により急速に駅が巨大化していきました。左側の行き止まり絶壁になった部分で、暫定開業の様子が伝わってきます。




貨車を散転し終わった入換機は、ハンプの坂を軽快に下って、また次の列車を引上げに行きます。
バックに見えるのは建設中の東北新幹線及び埼京線の高架です。私が立っている場所は、現在は貨物線(湘南新宿ライン)の下り線が敷設された辺りです。
写真はDE1139。

大宮機関区のDE11は、39~45号機が配置されていたようです。
いずれも昭和44年8~9月製でしたが、私が働いていた末期の頃には43~45号機を見たことがありません。
39~42号機は、大宮機関区廃止後に田端~品川と渡り、民営化直前に廃車となったようです。一方で、43~45号機は早いうちに散り散りとなり、44号機以外はやはりJRに継承されることなく廃車となったようです。

貨物の大合理化がなければもっと活躍できた筈ですが、これら初期車は20年も在籍できず、可哀想でした。


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最終更新日  2025.06.20 05:18:49
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