小笠原海運:「おがさわら丸」(2代・3代)
小笠原海運:「おがさわら丸」(2代・3代)東京と小笠原を結ぶ一般では唯一の営業路線となる小笠原航路。小笠原海運が運行するおがさわら丸は、1隻のみで片道24時間を掛け、往復しています。現在の「おがさわら丸」は3代目であり、2016年7月から就航しています。リーズナブルな2等から、かなりお高い特等までバラエティー豊かです。令和6年9月11日 小笠原 二見港にて片道は24時間ちょうど。2代よりも1時間半早くなりました。2代よりも1・6倍の11000tになったそうです。乗船したのは1等室。特1等だとシャワールームもあるのですが、1人貸切で使っているだけに文句言えません。1人だと本当に楽でした。搭乗券やルームキー。鍵はカード式でした。搭乗券も今の時代ですから、QRコードが導入され、旅客の利便性よりも業務の効率化の方が大きいと思います。搭乗券は下船時に回収されてしまうため、残念ながら手元には残りません。平成22年9月3日 小笠原 二見港にて おがさわら丸(2代)こちらは2代目のおがさわら丸で、平成22年に行った際に夜間撮影したもの。1997年2月に就航し、2024年6月末の運航を最後に引退しています。6700tで、説明を見ると1等船室の数が全然違いますね。大きさがバラバラですみませんが、当時の1等船室搭乗券です。こちらは印刷式の連綴券で、乗船時に半券、下船時に残りを回収されたと記憶しており、こちらも現在と同様に手元には残らないのが残念です。2代の時は片道25時間半であり、この時は同僚と2人1室であったため、非常に窮屈に感じました。当時も今と同様に、船室内でBSを見られる(東京~八丈島間くらい)ので、時間の潰し方は然程変化が無いと思いますが、14年振りの乗船では往きも帰りも「死ぬほど退屈」という感じはしませんでした。1室1人か2人かでも随分違うのでしょうね。金と時間があれば、仕事以外で特1等とかで往復したいものですが、海外旅行よりも高いくらいの金額になってしまいますので、多分、もう一生行くことはないと思います。