EF65牽引:寝台特急「あさかぜ」
EF65牽引:寝台特急「あさかぜ」「あさかぜ」は、東京~博多間を結ぶ寝台特急列車。昭和31年11月に誕生した、戦後初の寝台特急です。登場当初は戦後型の軽量客車を中心に使用していましたが、昭和33年に20系客車が誕生すると同時に投入され、「走るホテル」との異名をとるようにすらなります。その後、需要の増大とともに増便され、新幹線博多開業前には3往復が設定されていました。牽引機は、誕生時からEF58となっており、その後、EF60500番台~EF61~EF65500番台~EF651000番台後期~EF66と、他の東京発着ブルトレと同様の経緯となります。ちなみに、非電化区間においては、その経緯から蒸気機関車の牽引となっており、関門ではEF81300番台及びEF30、九州内ではED72以降の以降の交流電機が牽引に当たっています。ここでは、私が記録しているEF65500番台以降の画像をご紹介いたします。昭和51年頃 東京駅にて EF65510牽引まぁ、何とも構図の悪い写真で申し訳ないのですが、リコーのオートハーフで撮った写真です。せっかくブレてないのに頭がキレてます。当時はこんなのでも満足してたんですね。EF60で問題となった定格不足を満足させるためにデビューしたのがEF65500番台です。昭和53年8月 東京駅にて EF65506牽引同じような構図なのですが、上の写真は到着のシーン、そして下の写真が機回しして連結にかかるところのシーンです。下の連結直前のシーンは一旦停止しているので、落ち着いてしっかり撮れている様子がわかります。客車は既に24系25形に代わっています。昭和53年8月 東京駅にて EF651092牽引片道1000kmを超える過酷な運用はP形ですら耐え切ることが出来ず、10年もしないうちに交代となってしまいました。後継機は、長時間の運用に耐えられるものとし、EF651000番台の後期新製車が用意されました。プリントアウトしていないネガを探してみたものの、EF651000番台の牽く「あさかぜ」は、結局これだけかもしれません。そして、ロビーカー連結の影響で、他のブルトレと同様にEF66牽引へと変化することになります。平成26年11月15日 尾久車両センターにて2014ふれあい鉄道フェスティバルで、珍しくEF65501が登板となり「あさかぜ」のヘッドマークが掲げられました。平成27年11月14日 尾久車両センターにて2015ふれあい鉄道フェスティバルでは、いわゆる虹ガマEF651118が登板となり、「あさかぜ」のヘッドマークが掲げられました。