東葉高速鉄道:1000形
東葉高速鉄道:1000形東葉高速鉄道は、千葉県・船橋市・八千代市・東京地下鉄・京成電鉄・東武鉄道・新京成電鉄を主要株主として起こされた第三セクターです。西船橋 ~ 東葉勝田台16.2kmを結ぶ鉄道で、西船橋では東京メトロ東西線と相互乗り入れとなっており、平成8年4月に鉄道線の営業を開始しています。1000形は、同鉄道が開業する少し前の平成8年3月から東西線内で運用が開始され、同年4月27日の東葉高速鉄道の開業により本格使用となった車両で、10両×10編成が用意されました。すべてが営団地下鉄5000系を種車とする中古車となっていますが、前面の改造や車体色の区別により、元5000系とはかなりイメージが変わっています。平成15年5月3日 東京メトロ東西線 原木中山駅にて東葉高速鉄道が開業した際、営団地下鉄東西線の05系導入により余剰となった5000系を改造して導入されたのがこの1000形です。実は、この写真を撮る時まで知らなかったんですよね。そう言われると、側面はそのまんま5000系ですね。千葉方面に新興住宅地を走るこの東葉高速鉄道というのは、未だにどこをどう通っているのかすら良く分かりません。そんなことで、どこに向かっているかすら分からない電車でしたが、東西線を利用するとしばしば見掛けた電車でもありましたので、存在はもちろん知っていたんですけどね。103系と301系の最後を記録する際、偶然にも撮ることが出来た1枚でした。平成18年12月をもって運転を終了し、廃車になったもの、インドネシアに譲渡され生き残っているものもあります。