DE1091牽引:12系団体列車(上野駅)
DE1091牽引:12系団体列車(上野駅)成田線は総武線側と常磐線側の2系統が存在する路線ですが、総武線側の電化完成が昭和49年、常磐線側の電化は昭和48年と、関東の幹線では比較的遅い方でした。そんなこともあって、旅客車は電化開業と同時にほぼ電車化されましたが、貨物列車は電化完成後もDD51やDE10が運用され、成田臨などで入線する客車列車も比較的に遅くまでディーゼル機関車が牽引する姿を見ることができました。昭和53年1月年頃? 上野駅にて DE1091牽引 12系団体列車上野駅の今は無き19番線での写真です。撮影時期が不明ですが、おそらく私が一眼レフを買って初期の頃、昭和53年初頭ではないかと思われます。周辺に乗客が映っていないのですが、機関士が制服の上着を着ているので、いわゆる初詣の成田臨と推測します。この時点では成田線は全線電化されていますが、佐倉機関区では電気機関車の配置がなかったので、臨時運用ではDE10かDD51のいずれかが牽引し、写真のように上野駅にも顔を出していたようです。右側に停まっている455系のグリーン車も帯が健在の頃であり、また20番線の115系300番台はピカピカでDE10の側面が写っており、懐かしさが詰まった写真です。