14系寝台客車:寝台特急「北星」
14系寝台客車:寝台特急「北星」寝台特急「北星」については、20系時代の写真を過去ログ『20系寝台客車:寝台特急「北星」』でご紹介いたしましたが、今回は、昭和53年10月改正以降の14系化後の写真を、少ないですがご紹介したいと思います。昭和54年5月 蕨~西川口間にて20系客車から14系化された「北星」です。20系じゃなくなったことから興味が失せ、全く撮る気の無かったころなのですが、1枚だけ文字マーク時代の「北星」を撮っていました。35mm判リバーサルフィルムからスキャンしたものです。昭和57年5月 浦和~南浦和間にて EF651010牽引東北新幹線の大宮暫定開業を間近にした頃の「北星」。14系客車になった頃には、牽引機がEF651000番台になっていたのではないかと思います。ヘッドマークの付かない地味な編成だったので、やはり殆ど撮ったことがありませんでした。昭和57年11月6日 上野駅にてイラストマークがやっと板に付いてきましたが、廃止まであと1週間になってしまいました。既に東北新幹線は開業していますので、下車客も少なく静まり返ったホームは、ブルトレの衰退を見事なまでに表現しています。寂しいもんですね。昭和57年11月13日 上野駅にて 横サボ上野行最終日前日の「北星」のサボ。おそらく、噛り付いたガキ鉄を避けるために横サボだけ撮ったものと思われます。いよいよお別れです。昭和57年11月14日 上野駅にて 183系「とき」と並ぶ下り最終「北星」上越新幹線開業前の最終日、沢山の愛称が上野駅から去っていきました。この2つの列車もこの日限りでした。しかしこの人だかり、どうにかならないもんですかね。いつの時代も同じですね。昭和60年7月7日 東大宮操車場にてイベントの際に展示された1両のスハネフ14。幕は「北星」が用意されました。本体列車も旧客をEF8181やEF5889が牽引し、ロイヤルエンジンEF5861が撮影会に参加するなどレアなイベントでしたが、この「北星」も廃止されてから久しかったので、結構な人気が集まっていました。急行時代から「北陸」と同様の運命を辿ってきた「北星」でしたが、新幹線という競争相手の進捗の違いによって、相当な寿命差が生じることとなりました。20系寝台客車:寝台特急「北星」