183系OM103編成:団体列車「はばたけ・トキめき新潟号」
183系OM103編成:団体列車「はばたけ・トキめき新潟号」2008年11月、団体列車「はばたけ・トキめき新潟号」という列車が走りました。車両は大宮総合車両センターの183系OM103編成。これはどうも両端が特急マークを取り付けているために選抜されたようで、リバイバル運転へかなりこだわりがあったようです。運転区間は、定期運転当時のまま上野~新潟間としており、平成20年11月8日に上野→新潟、翌11月9日に新潟→上野と両日の片道運転となっています。平成20年11月8日 下り 「はばたけ・トキめき新潟号」団体列車の名前からある程度それらしいヘッドマークが付けられるだろうと想像はしていましたが、意外にも現役当時と同じ「とき」のイラストマークで登場となりました。しかも、きちんとロールに用意されたものであるため、現役時代そのものの見栄えでした。この列車の運転当時、ヘッドマークの緑色が薄いとクレームを付けているファンがいたようですが、標準のデザインでは濃い緑としながら、この黄緑色のヘッドマークは存在しました。ただし、数ある編成のうちの1編成のみであったと思われ、捕獲するは困難でした。平成20年11月9日 上り 「はばたけ・トキめき新潟号」翌日は返しの運転となりますが、こちらはなんと文字マークの再現となっていました。これにはビックリ!イベント用にこれらのマークを準備していたとは、この当時は夢にも思っていませんでした。自身も文字マーク時代はあまり写真を撮っていませんでしたから。しかし、悲しいかな、スキャニングしてみると、ヘッドマークが明る過ぎて肝心の文字が殆ど見えません。これには参りました。往復とも撮影に適した時間の設定となっていながら、天気が非常に悪く、厳しい撮影条件でした。当時はあまり良い性能のデジカメではなかったので、あえてF-1にISO400で臨んだのですが、それでもやはり相当厳しいものでした。今のようなデジイチであれば増感してクリアできたと思いますが、これも時代を反映した物語ですね。