長野電鉄:屋代線
長野電鉄:屋代線※2012/3/30投稿の記事で、当時の表現になっています。この年、また一つのローカル路線が姿を消します。長野県、屋代駅と須坂駅を結ぶ長野電鉄の屋代線です。長野電鉄は、以前何度か近くを通ったことがあるにもかかわらず、1度も撮影に訪れたことはありませんでした。平成23年5月、急行「きたぐに」の撮影の帰り道、信越本線経由でクルマを走らせた際、急遽思い出して立ち寄ったのが最初で最後となりました。※撮影は、平成23年5月4日です。須坂駅の隣となる井上駅です。こちらは駅舎。というよりは、待合室になっており、トイレが併設されています。最近の無人駅は、せいぜい待合室となる屋根が付いているくらいで、トイレなんて無いのが普通です。サービスとしては非常に助かりますね。O6編成 モハ3616+モハ3626駅に着いたら直ぐに電車が来ることになっていたので、慌てて進入の写真を撮りました。1時間半に1本ということで、見ることができただけでもラッキーです。さらにその隣の綿内駅です。こちらは有人風の駅舎だったのですが、残念ながら無人駅です。そして、各駅に寄って帰ろうと思ったのですが、時間は既に14時を回りました。駅数が思ったより沢山あるため、とても各駅に寄るほど時間はありません。各駅停車の旅もここで断念。始点のしなの鉄道屋代駅へ向かいます。屋代駅ではしなの鉄道に業務が委託されているため、残念ながら切符類は買いませんでした。券売機券でも買っておけば良かったかな・・・失敗しました。窓口でタバコを売っているのが驚き。ちょうど屋代線の電車が到着したので、駅舎から反対に回り込み、なんとか駅名板と列車を入れて撮ることができました。徒歩だと厳しい距離ですが、クルマだと早く行動ができて助かりました。昭和57年11月の改正までは、急行「信州」に併結した「志賀」を屋代駅で切り離し、長野電鉄の終点湯田中駅までの直通列車がありました。それでも、モーターリゼーションの影響は大きく、経営は良くなかったようです。このようなローカル線、一度なくなってしまったら戻ることはできません。