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オーストラリアでナースを目指す!!

オーストラリアでナースを目指す!!

ナースへの道

オーストラリアでナースを目指す!! (NSW州版)

<1.まずは英語力をつけましょう。>

ここでは英語力をアップさせるためのいくつかのオプションを紹介します。


その1 IELTSテスト対策 (日本でもできること)

 大学に通うにしても、カレッジオブナーシングのアセスメントを受けるにしても一定の語学力が必要です。大学はだいたいのところがIELTSアカデミック6.5以上、カレッジオブナーシングはIELTS7.0以上が条件です。日本でも教材が手に入りますし、準備クラスもあります。シドニーには多くの語学学校にIelts対策コースがあります。

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その2 海外ナースのための編入制度がある大学付属の語学学校に通う。

 オーストラリアンカソリック大学(ACU)など、海外ナースのためのコースが設置されている大学には決まって付属の語学学校があります。これらの語学学校で学部入学に必要な英語力を養い、学校オリジナルのテストをクリアすることで入学が許可されたり、場所によっては規定の時間数を終えることで直接入学可能なこともあります。学校によって条件が違いますのでそれぞれの学校に直接問い合わせることをお勧めします。



その3 TAFE海外ナースのための看護英語コース(6ヶ月)

 ある程度の英語力が必要ですが、無料のエントリーテスト(International Second language Proficiency Rating Scale:ILSPR)があるので挑戦してみるのもいいと思います。入学にはこのテストでILSPR3以上のスコアが必要です主に永住者または配偶者ビザ保持者、テンポラリーレジデント向きです。留学生はインターナショナルオフィスから別口での入学で、IELTSアカデミックで6.5以上が必要ですがエントリーテストは必要ありません。TAFEのInternational Officeにまず問い合わせてください。また、このコースの入学条件としてThe Nurses and Midwives Board(NMB)で日本の看護師資格を認めてもらう必要があります。

このコースでは看護に必要な英語力の向上と専門用語の習得、オーストラリアの法律や倫理規定などについて学び、カレッジオブナーシングでのアセスメントを受けられるよう準備することを目的としています。

コース終了前にエントリーテストと同様のISLPRテストがあり、ここでILSPR3+以上のスコアがあればカレッジオブナーシングへの入学が可能となります。

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2006年度の1学期にはさらにこのコースへの準備コース(フルタイム)が開講されることとなりました。上記のコースに入学するには英語力が充分でない海外ナースのためのコースです。エントリーテストは必要ないようですが、詳しくはMeadowbank TAFE のNursing Officeに問い合わせをしてください。


その4 看護助手(Assistant In Nursing:AIN)として働く
 
 実際に病院やナーシングホームで働き、コミュニケーション能力を養うのも一つの方法です。職場にはAINとして働きながら大学に通っている看護学生や同じ境遇の海外ナース達が沢山いますし、いろんな情報を得たりモチベーションを高めるよい場所になるかもしれません。


その5 看護助手AINの資格コース(6ヶ月)に通う
 
AINとして実際働くには少し抵抗がある人に向いています。Certificate3 In Aged CareのコースはTAFEでも開講されています。留学生の場合はIELTSアカデミック5.0以上が必要で、International Officeを通しての入学手続きが必要です。

このコースを取ることで、オーストラリアの高齢者ケアについて学べることが利点に挙げられます。

このコースの詳細に関してはこちらを参考にしてください。



<2.日本の看護師資格を認めてもらうには>
 
NSW州の看護局The Nurses and Midwives Board(NMB)で日本の看護師資格を認めてもらうには、必要書類をそろえて郵送またはオフィスに出向き、審査してもらう必要があります。

詳しくはNMBのオフィシャルサイト内http://www.nmb.nsw.gov.au/にある
「How to Apply for Registration or Enrolment」をクリック
  ↓
「applications based on completion of an education program
in nursing or midwifery in other countries」をクリックして情報を確認してください。


・審査書類の内、日本で用意できるもの

その1.看護師免許の英訳

厚生労働省に無料で作成してもらえます。詳しくは直接、厚生労働省医政局医事課試験免許室登録免許係へ問合せしてください。厚生労働省TEL:03-5253-1111


その2.看護学校または大学の卒業証明書と成績証明

成績証明には実際の授業時間数も記載してあるか確認してください。


その3.職歴証明書

この証明書には
1)Registered Nurseとして
2)どのくらいの期間
3)Full-time/Part-time(日数と時間)で
4)どんな仕事内容だったか

がきちんと書かれていないといけません。私はこれが充分でなく昔の職場に再度証明書を作成してもらいに行きました。事務課が英文では作成できないとのことだったので、自分で英文のものを作成して、病院長にサインをもらいました。

その4 推薦状(Character references)

推薦状のフォームはNMBのサイトからダウンロードできます。2名から(知り合って1年以上が条件)の推薦状が必要です。私は病棟の師長さんと医師にお願いしました。自分で英文を書いてサインだけもらいました。サインをした日から2年間のみ有効なので、書類審査の時期を念頭に入れて用意をしてください。



<3.カレッジオブナーシングで審査を受ける>

NMBで日本の看護師免許を認めてもらった後、「カレッジオブナーシングで審査を受けるよう」にという書面が発行されます。IELTSアカデミック7.0(すべてのカテゴリーで6.5)が入学基準ですので、これに達した場合、NMBからの書面を持って手続きに行きます。英語力が充分でない時にはこのページトップの<1.まずは英語力をつけましょう。>を参考に英語力をアップします。3ヶ月の理論と実習のアセスメントコースをパスすればNMBにカレッジから看護師として登録することを推薦する書類が送られ、看護師登録が可能になります。審査にてパスしなかった場合、Enrolled Nurseとして再度審査を受けるか大学にて学ぶことを勧められる旨の書類がNMBへ送られます。
このコースの詳細に関してはこちらを参考にしてください。




<4.大学に編入する(1年~2年コース)>

カレッジオブナーシングで審査を受けることなくNSW州でナースになるオプションです。入学にはIELTSアカデミック6.5以上の英語力を必要条件としている所がほとんどです。授業料は留学生で年間110~150万円程度。








2005年12月現在の情報です。

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