Vacanza in Tohoku
The 日本の夏休みお盆も明けて、また日常の生活がはじまってしまった。今年の夏休みは、火山とふたり東京・つくば・東北へとヴァカンスへ。つくばではインポーターO氏の奥ちゃまの実家でお世話になった。彼女の家は代々続くお米農家で、北海道ではなかなか目にすることのない、由緒正しき日本の田園風景を楽しめる。広大な敷地にでんと構えた日本家屋、ものものしい石蔵、長い縁側、板張りの廊下...。わたしたちが到着すると玄関先では梅干し用の梅が干してあった。蝉の大合唱に取り囲まれ、もぎたてのトマト、きゅうりやいんげん、ゆでとうもろこしを山ほどほうばり、水遊びしたあとは手作りのアイスクリーム。O氏の長男遊人くんは火山よりちょうど6ヶ月大きい。2、3歳の年の頃だと、まだ一緒に遊ぶという感覚はなく、おのおのが好きなことをしているという感じではあったがそれでも仲良くプール遊びなどしていた。 つくばへお邪魔してO氏の新居&新セラーなどを見学させていただき、いったん東京へでかけインポーターFくんの結婚パーティーに参加したのち、ふたたびO氏一家と合流し東北へと旅立った。火山も遊人くんも大の祭り好きなのだ。弘前のねぷた祭りは日本三大祭りに数えられる青森ねぶたとは違い、ずっと小規模で家族的。孫が太鼓たたくから応援さきたべ、的ノリで観客側ものんびりしたムードが漂っていた。それでも火山は大きな和太鼓のリズムに圧倒され、手にしていた食べかけの焼き鳥を握り締めたまま、1時間近くも微動だにせず山車がゆくのを食入るようにながめていた。思い出にと買って帰ったねぷた金魚のちょうちんを見るたびに今でも「やあやあど~」と叫んでいる。よほど印象に残ったのだろう。 一方弘前在住のO氏友人のはからいで行列に参加させていただいた青森ねぶたでは、そのあまりの規模・音量の大きさに負けてしまったのか「らせら~」のねぶた囃しが迫ってくるたび驚いて泣き叫び、わたしから離れなかった。せっかく着付けまでしてもらったのに。それでも、翌日見た会場ねぶたは火山から見ても美しかったらしく、焼きそばをもりもり食べながら楽しそうに眺めていた。夏祭りの人ごみと喧噪、海で初めて見た花火大会...。団扇で暑さをしのぎつつ枝豆をつまみながらビールをぐびぐび。火山にとってはなにもかもが初めての体験。絵にかいたように典型的な日本の夏休みを体験させてあげられ、あとあとまで思い出に残るすてきなヴァカンスとなりました。東京ではあまりの暑さにぐったりしていたわたしも、東北のからりとした空気と祭りのムード、美味しい漬物の数々などですっかり元気になり、夏休みを満喫して帰ってきました。残った問題は、アタマの中の夏休みモードをどうやって切り替えるか、ということかな