2018/04/23(月)18:58
音に導かれ
先週は体調を崩して(血圧が急上昇 160/100 して激頭痛、目眩、動悸、息切れ、嘔吐)音楽教室をお休みしたけれど、三日間休んでその間にスピーキングの試験を終えて昨日音楽教室に行ってきた。
昨日習った曲は出だしを耳にした瞬間に心惹かれた。
わたしはもちろんイラン人ではないから、いつも楽譜と先生の奏でる音から曲と出逢うのだけれど、曲によっては難しすぎて一ヶ月練習しても半分も理解できないこともあれば、練習していると飽きたり、眠くなったり、いくら練習しても頭に浸透していかずなかなか覚えられないものもある。
そして一目惚れならぬ、一耳惚れの場合も、渋い、カッコイイで惹かれるのやら、楽しい明るい元気がでるやら、心が、魂が揺さぶられるっといったいろいろタイプがあったりもする。また最初は良さがよくわからなかったけれど曲と対話していくうちに良さがわかってきて大好きになるものもあって、曲との出逢いも人との出逢いによく似ているなあ、、、と思い当たるのだった。
そして人とも楽曲ともせっかく出逢っても、どちらも交りがなくなると忘れてしまうものでもあるのだろう。ただし人生、音楽を続けるかぎりは再会もあれば、新しい出逢いもそこにあるとも言えるか・・・。
【音道に人の道(未知)を吾はみる続け歩まば何にか逢はむ】
音楽の道の裡に人の道にみるもの、出逢いと別れのようなものを私はみる。どちらも道を歩み続けていれば何かしら、誰かしらとの出逢いがあり、時には手放したものや、置き去
り、すっかり忘れていたものにも再び出逢えるのかもしれないなどということを想うのだった。
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