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| 主の愛が今あなたを包む♪
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さて、昨日の続きでありまする(笑)
手術を終え、ドクターも手術は大成功だったと言ってくれたし、私はお腹を切った傷が治ったら、真と一緒に退院できるのだとばかり思っていた。 しかし、私を待ち受けていたのは、抗がん剤による化学治療であった。 その話を担当医から聞いた時、私は目の前が真っ暗になった。 まず、「生まれてきた真はどうなるのだ」という思いと、「もしかして、あたしって癌?義母のように死んじゃう?」という恐れだ。 ドクターは、万全を期すために治療を行うのであって、必ず治ると言ってくれたが、義母が治療している時にも、ドクターはそう言ったし、あたしたちも義母にそう言い続けてきた。 だから、自分も義母に対して、嘘を言ってたわけだし、医者も家族も私に対して本当のことを言わないだろうな・・・と思った。 そして、心の中で、神様に叫び続けた。 「主よ、あたし死ぬわけにはいかないのです。ミク(長女)は、まだ1年生、大樹(長男)は、まだ3歳。生まれてきた真を誰が育てるんですか?」 「主よ、いったいどういうことですか?あたしは祝福されるんじゃなかったんですか?クリスチャンの先輩たちが、主は生きておられるといいますが、あたしは主に愛されていないんでしょうか?」とか、叫びというか呻きというか、言葉にならない祈りだった。 死ぬわけにはいかないので(笑) 食べたくない食事を、一生懸命食べ(人生のなかでこのときだけだわ、食欲なかったの 爆) 抗がん剤治療が始まると、おっぱいを飲ませることが出来なくなるので、点滴をうちながら、真に初乳だけは飲ませようと(ここにいろんな免疫やら入ってるのよ、母乳の神秘だわw) 必死でおっぱいを飲ませた。 私の回復力が凄いので(笑)← 神様が凄いんだけどさ(笑) 毎日、ドクターと看護婦さんに褒められた(笑) そして、手術から2週間後・・・。 婦長さんが病室にやってきた。 話の内容は、「真くんは、健康体なので、退院しなければなりません。ご家族とよく話し合っておいてください」 私は泣いて頼んだ。「おばあちゃんは亡くなったので、夫は仕事がありますし、長女と長男の面倒をみるけで精一杯です。なんとか、私の治療中、真を病院においていただけませんか?」 答えはもちろんダメだ。 「ご実家に預かっていただくよう、話し合ってください」 そう言われた。 実家は、妹が次女を妊娠中、長女はまだ2歳。母は当時、まだ仕事を持っていたし、全面的に幼子を一人かかえた妊娠中の妹にお願いするしかなかった。 そうなのだ。私の病は、嫁に行った先の家族にとっても、また実家の家族にとっても、大試練の時となったのである。 つづく(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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