Diario de MARZO

３時半にホテルに戻り、
起きたのが９時…
まぁ普通…………じゃないっ！


なぜならア・コルーニャ行きのバスは
９時半発。完全に寝坊です。
次のバスは夕方発。
夜に着いても観光できへんやんっ。


文字通りベッドから飛び起きて
まだ荷造りしていないスーツケースに
慌てて荷物を詰め込み、
５分でチェックアウトまでこぎ着けて
流しのタクシーをつかまえて
バスターミナルへ。
切符売り場も並んでいてヒヤヒヤしたけど
９時半のバスに何とか乗り込みました。

しかし………
しこたまシードラやらウォッカレモンやら
ビールやら飲んでいた私は
睡眠不十分で完全に二日酔い。
バスの揺れも手伝って
どんどん気分が悪くなり、
２回もバスのトイレの
お世話になってしまいました。
少し楽になってからも座席に
仰向けになり、復活の時を待っていたので
車窓からの景色なんて全く
見る余裕がありませんでした。

そのままア・コルーニャに到着。
でも時間が経過したのとともに
回復している実感が。
バスを降りてホテルまでの
徒歩も苦になりませんでした。

チェックイン後、少し休憩してから
散策を始めました。
Torre de Herculesを目指して
ひたすら歩くはずが
砂浜を見るなり道草(笑)
貝殻だけでなく、サンドグラスも
たくさん流れついていて、
私は浮かれて拾い集めました。
明るい青色をした海の色が綺麗でした。
かなり道草を食ってから
改めて歩きはじめました。
もう泳いでいる人や日光浴をする人も
結構いるほど、暖かい日でした。

途中の売店で買った水が
渇きと二日酔いを癒してくれ
とてもおいしかったのを覚えています。
胃に染み渡る感じです(笑)
そして全回復～。

壁に描かれたスプレーアートを見ながら、
路面電車に１回も出くわさないことを
不審に思いながら歩いているうちに
エルクレスの塔が見えてきました。
形は八角形から四角形に変わったものの
ローマ時代から現在までずっと
使われ続けている灯台です。

道草を食いすぎて
上には上がれなかったけど
塔そのものが小高い丘の上にあるので
見晴らしが良かったです。
丘の反対側に下りると、
移動アイスクリーム屋さんが。
この日の初めての食べ物となりました(笑)
Pistacho（ピスタチオ）のアイス
おいしかったです。
関係ないけど日本のアイスのコーンも
スペインのと同じにならんかなぁ。
ゴツイ１枚のワッフルコーンより好きだ…

更に海岸沿いを歩いて
Castillo de San Anton
（サン・アントン城）まで。
岬をクルッと一周したことになりますが
旅先での散歩は好きすぎて
しんどさも感じません。

ア・コルーニャでCiudad de cristal、
ガラスの街と呼ばれるマリーナ大通りへ。
港に向かってガラス張りの建物が
立ち並ぶ姿はなかなかの見ものでした。

ついでにいくつかお店屋さんをふらふら。
お土産買うのに入ったお店では
中国の３才くらいの男の子が
まだ喋れもしないのに小袋に品物を
入れてくれたり、お金を受け取ってくれて
かわいい♪♪♪
お手伝いの出来るよい子でした。

店を出ると日本人かと話しかける人が。
ジュンコという友人がいるそうな(笑)

ホテルの近くまで戻り、晩ごはん。
目星をつけていたお店が休みだったので
少しウロウロしてから
タコ専門店を名乗る店に入りました。

お客さん、おっちゃん二人しかおらん…
しかも、ドネルケバブ売る方が
合ってそうな店員さんが…
にわかに不安になりましたが
料理が来てみたらおいしい。

Pulpo con cachalos
（タコとじゃがいものガリシア風）
Navajas a la plancha
（マテ貝の鉄板焼き）
Vieira con jamon al horno
（ホタテのオーブン焼き）
どれもおいしかったです。
復活して飲んだリベイロも(笑)
フライングしてTarta de Santiagoを
食べてしまいましたが、
しっかり甘くて、サンティアゴに
近づいているなーと思いました。

食べ終わると二日酔いと
散策の疲労がやって来たので
夜の海を少しだけ見てから
ホテルに戻りました。


あぁ、バスに間に合ってよかった♪