Masaの闘病日記~大腸がんと転移性肝臓がん~

2015/05/28(木)22:18

アービタックスのアレルギー反応(インヒュージョン・リアクション)・・・FOLFILI 2クール目初日

闘病生活(20)

今日は、FOLFILI+アービタックス2クール目初日でした。○9:00から採血(血液検査)。○10:30から診察。・・・採血(血液検査)の結果も問題無し。『乾癬の症状も落ち着いてきたみたいなので、アービタックスもやりましょう』とのことになりました。 アービタックスとは(『アービタックス注射液100mgの治療を受けるあなたへ』より抜粋)『抗がん剤』とは、がん細胞が『異常に増えること』を止めるための薬ですが、多くの抗がん剤では、効果が得られる反面、正常な細胞も攻撃してしまうことで重い副作用が出たり、体の負担となっていました。そこで、がん細胞だけを攻撃する『分子標的薬』の研究が進められました。アービタックスは、その『分子標的薬』のひとつです。というわけでアービタックスはとても優れものなのです。その代わりと言ってはなんですが、お値段もかなりのもので今日の治療費だけで約250,000円(もちろん3割負担前の金額ですが・・)(>_<)こんな出費を全額毎週続けていたら即破綻です。3割負担や会社の健康保険、高額療養費制度に守られてなんとかやってけてる状況ですが、せめて生命保険の通院補償でもつけておけば良かったなぁと少し後悔しています。(こんなに通院するとは思っていなかったの入院補償しかつけていませんでした。) 話がそれてしまいましたが、○11:30から化学療法開始。点滴により吐き気止めを投薬(15分)したのちアービタックスの投薬を開始し10分位した時に首から上が急に暑くなってきました。CT検査時に造影剤を注射したときのようでした。3人くらい看護師さんが駆けつけてきてくれて、『顔が真っ赤ですがどうしましたか?』と血圧、体温等を測りいっときひと騒動が起こってしまいました。どうも、アービタックスのアレルギー反応(インヒュージョン・リアクション)が起きてしまったようなのです。すぐに、薬の投薬を止めてアレルギー止めに切り替えて少し様子をみたところ症状が収まってきたので、またアービタックスを再開しました。するとアービタックス完了後(約1時間後)に今度は寒気が・・・ガチガチと震えが起こりそのうち発熱(37.4度)してしまいました。これも体をあたため少し様子を見ることで症状が落ち着いてきたため、その後はイリノテカンの投薬を開始しました。またこのイリノテカンが点滴を始めるといつも体が暑くなり、終わる頃は汗をかくこともしばしば。今日は1日で暑かったり寒かったりともうクタクタになってしまいました。 ちなみにこの手のアレルギーは初めて抗がん剤をした時に発症する傾向が多いらしく、そのうち慣れてくるとかこないとか・・・いずれにしても薬が中止変更とならなくて一安心でした。薬が変更になると新しい副作用が不安になってしまうので・・  にほんブログ村 にほんブログ村

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