腐朽具合の見極め方
今日は私の材の見極め方について
書かせて頂きます。
まず初めに私は基本的に
立木を切ることはありません。
なぜなら倒れない木は、まだ芯がしっかり
(腐朽が浅い)しているから倒れないので
あって切ったところで産卵材として
採取するには時期尚早だからです。
立木はチェックするだけにとどめ
自然と倒れるのを気長に待ちます。
雑木林を歩きながら倒れた木や
折れた枝などの中から産卵材として
使えそうなものを探します。
材の状態を確認するには切ってみるのが
一番ですが手当たり次第切っていたのでは
それだけでクタクタになってしまうので
まず初めに材を持ち上げてみます。
良く朽ちた材は生木と比較すると
拍子抜けする程、軽くなっています。
初めての方であれば
まずはキノコの生えた様々な材を
持ち上げてみると腐朽具合によって
材の重さに大きな違いがあることが
わかると思います。
次に軽い材を見つけたら
千枚通しを使い内部の状態を
探ってみます。
場合によっては朽ち過ぎてしまっている
こともあります。
硬さが自分好みであれば
ここで初めてノコギリの出番です
切ってみて中に雑菌が入っていないかを
チェックして満足のいくものなら
お持ち帰り!(^^)
良い材はノコギリで切っていても
ストレスなくサクサクと気持ちよく
切れます。なかなか切れないような材は
腐朽が浅い場合が殆どです。
「まとめ」
1.持ちあげてみる。
2.千枚通しで朽ち具合を確認する
3.ノコギリで切ってみる。
良材は簡単には見つからないものですが
そこは、たまに太いのが出る
オオクワ飼育と似ていて
極上の材を見つけてしまうと
病みつきになります。
雪の降る地域を除けば
葉も落ち、下草も枯れる冬場は
産卵材採取に一番適した時期となるので
機会があれば是非チャレンジしてみて
ください。(^^)