スキャナを買いました。インクの色も再現性良く公開できます。
前記事にも書きましたが、イケアの隣にあった電器店で、前々から欲しいと思っていたものをゲットしました。カラースキャナーです。 自宅に置いてある複合機にもスキャナー機能はあるのですが、モノクロでしかスキャンできません。仕事上、カラースキャナがあったほうが便利だったので、思い切って購入しました。カラースキャナがあれば、万年筆で書いた紙も画像として取り込めますから、ブログにも貢献します。買ったお店:順電買った商品:Canon CanoScan LiDE 100価格:498元(約7,136円)家の近くの電器店でも探していたのですが、近くの「国美電器」では、日本円で15,000円程のエプソン製のもの、1機種しか置いていませんでした。かと言って「順電」が品揃えが良かったわけではなく、ここもキャノン製を2機種しか置いておらず、選択肢は殆どありません。安い方の1機種は、価格が手頃だったので、迷っていても仕方ないので、思い切って買いました。スキャナーなんて、あまり需要がでしょうし、最近はプリンタと一体になった複合機も多いで展示機種が少ないのは仕方ないですね。日本でもスキャナーは、売場を縮小しているんでしょうか?今回行った「順電」は、「国美電器」ほど、大きな規模の会社ではありませんが、広東省を中心に大型店舗を持つチェーン店です。日本だと、こう言った大型店舗は、それなりに価格が安いのが相場ですが、中国の場合は当てはまりません。確かに、比較的安いものも多いのですが、定価で売られているものも少なくありませんね。実際、このスキャナーも定価販売でした。お店の信頼を買えと言う事なんでしょう。ちなみに通販だといくら位か、「淘宝網」で調べてみました。最安値は北京のお店で320元(約4,585円)でした。シンセンのお店では、最安値は、380元(約5,445円)。結構、差がありますね。今回購入した「Canon CanoScan LiDE 100」は、日本では発売されていないモデルで、1つ上の「Canon CanoScan LiDE 200」が、日本では最下位モデルになっています。では、スキャナー本体を見て行きまょう。フラットヘッドタイプのスキャナーで、ボディカラーは、黒。センサーは、CCDではなく、CISというものが使われているようですが、CISは、廉価な製品に多いようです。このモデルは、USBから電源供給が受けられ、コンセントやACアダプターが不要なので、PC接続したままにしておかなくとも、サッと出して、サッとPCに繋いで使えます。また、光源は、LEDですので、ウォームアップなしで使えますから、余計な待ち時間もありません。「Canon CanoScan LiDE 100」スペックは、センサー:CIS(Contact Image Sensor)光源:RGB 3色LED光学解像度:2400×4800dpi読み取り解像度:192000dpi階調:48ビット読み取り速度:24秒(A4 300dpi)最大現行サイズ:A4/レター/216×297mmと、パーソナルユースでも、4800×9600dpiや6400×9600dpiクラスの製品が出ている今となっては、大した性能ではありません。カバーと本体の接続部分に工夫があり、接続部分を引き伸ばすと数センチのマチができるので、厚手の本などもスキャンしやすくなっています。早速、ブロックロディアに万年筆で文字を書いて、スキャナで取り込んでみました。光に左右されるデジカメ画像と違って、色の再現性は良いはずです。より正確さを求めるなら、pgaryさんのブログ「趣味と物欲」の「続万年筆のインク色をL*a*b*表色系で比較する (4日後)」で使われているような「画像補正用カラーチャート Casmatch」を使って、PhotoShopなどで補正すると良いでしょう。比較的正確に色を再現できているので、PhotoShopのカラーサンプラーツールなどでサンプルを取って数値データ化しても面白いと思います。「ウォーターマン ブルーブラック」は、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)で表現すると、8,16,141、0.3.113、2.0.76※濃淡が出来るので、3箇所サンプリングしています。1箇所毎に「、」で区切って記載。HTMLタグで色の指定に使う、16進数のカラーコードで表現すると、それぞれ08108D、000371、02004Cで、実際にその色をウェブ上で表現すると、■ ■ ■※PCの画面設定を24ビットカラー(1680万色)以上にして見て下さい。になります。色が変化した後の「ウォーターマン ブルーブラック」は、RGB 0,136,186、14,84,118、0,63,1110088BA、0E5476、003F6F■ ■ ■※PCの画面設定を24ビットカラー(1680万色)以上にして見て下さいとなり、見た目は、それ程、グリーン寄りに変化していませんが、RGBで見るとG(グリーン)が強くなっています。面倒なので、後の色はやりませんが、この方法なら色彩や色の変化を客観的な数値として見ることができます。それから、このスキャナにはソフトが付属していますが、付属するソフトは、・MP Navigator EX(取り込みユーティリティ)・ArcSoft PhotoStudio(画像編集)で、OCRソフトは付属していません。付属ソフトウェアの言語は英語も選択可能なので安心です。スキャナーの場合、取り込みユーティリティも必要なので、これが中国語版のみだと使用しているPCの言語によっては困ります。メニューが上手く表示されなかったり、最悪インストールに失敗したり。中国でPC関連製品を買う場合は付属のソフトの言語に要注意ですね。Windows XP以降なら、OSの言語に関係なく、他言語のアプリケーションも動作させる事ができますが、設計が古いアプリケーションの場合は、そうはいきません。もし、Windows XP上で、中国語のアプリケーションが正しく表示されない場合は、次のように設定すると大体大丈夫です。英語版のWindows XPの画面での説明になりますが、「Control Panel」から「Regional and Language Options」を実行し、「Languages」タブの「Details」をクリックします。「Advanced」タブの「Compatibility Configuration」にチェックを入れます。ただし、この設定変更は、PC再起動しないと有効にならないので、ちょっと面倒です。設定したままだと、アプリケーションによっては、(フォントのせいで)日本語が読み辛くなりますし。