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元海外在住夫婦のお買い物日記

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2008年12月17日
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カテゴリ:万年筆
ご存知の通り、現在、中国万年筆を攻略中ですが、次は「PICASSO ART COLLECTION」の万年筆を買おうと思っていたのですが、ちょっと別のブランドに手を出してしまいました。

市の中心ではないのですが、近所の繁華街に買い物に出て、文具店に寄ったのがいけなかったんですね。


買ったのは、「鰐魚(Crocodile)」と言うブランドの万年筆ですが、ファッションブランドの「クロコダイル」とは別物です。

このブランドは「上海欧鰐文化用品有限公司」という会社の製品ですが、HPを見ると「Europe Crocodile (HongKong)International Groupからライセンスを与えられた、中国地区の総代理である。」と書かれています。

万年筆の箱に貼られたシールにも「欧州鰐魚国際集団 授権」となっているのですが、他の国では見ないので、実質、中国ブランドと考えて良いと思います。

こんな手の込んだことをしたのは、おそらくヨーロッパのブランドのように見せたかったのだと思います。

まあ、中国でしか見かけないような、一見欧米風ブランドの頭に付く、法国(フランス)、徳国(ドイツ)、美国(アメリカ)とかは、多少、割引いた方が得策です。

それから、この会社の関連会社の「上海藝想文化用品有限公司」は、「法国畢加索家族国際集団有限公司」と「畢加索国際開発有限公司」からラインセンスを与えられて「畢加索藝術金筆シリーズ(PICASSO ART COLLECTION)」の中国地区代理を勤めていると書かれていますが、実は「PICASSO ART COLLECTION」の代理を名乗る会社は、もう1社あります。

この会社なんですが、不思議な事にこちらは「美国畢加索創意公司」から権利を与えられた中国で唯一の「PICASSO ART COLLECTION」の合法的な代理と主張しています。

どうなってるんだろう?
「PICASSO ART COLLECTION」の万年筆も買う予定なので、その時に解決できるかも。


「鰐魚(Crocodile)」同様に、ワニのマークの「CARTELO 鰐魚」と言う万年筆も中国で売られていますが、こちらはシンガポールのブランドで、全く別の会社です。


すっかり、一人中国万年筆ブームの私ですが、日本での「中国万年筆」の人気はどうだろうかと調べてみました。そもそも日本では中国万年筆を取扱うお店が少ない。

一応、Yahoo!オークションにも出品されていますね。

店舗では、

日本唯一(?)の中国万年筆専門店「萬佳

があります。ただし九州・・・。

通販ですが笑竜堂も結構充実しています。


楽天市場でも売っているところはありますが、

雑貨全般を取扱うバラエティーショップ的なお店だったり、

shop 405 -> PICASSO ART COLLECTION、CARTELO 鰐魚




ムーンフェイズ -> 公爵(DUKE)※オークションのみ


なぜ、置いているのか理解できないお店だったり、
チャイナドレス繋がり?

ミスピリーボ -> 公爵(DUKE)、金豪(JinHao)、SZ.LEQI
その他と言うカテゴリにあります


さて、話を買った万年筆に戻しましょう。

今回行った文具店には「英雄」、「公爵(DUKE)」「鰐魚(Crocodile)」、「CARTELO 鰐魚」ブランドの万年筆が置いてありましたが、「鰐魚(Crocodile)」の万年筆はペンポイントが肉眼で見ても大きな物が多く、普段使いするにはどうかなと思ったのですが、違うブランドを試してみたかったので殆ど勢いで購入。

同じデザインで、色んなペン先サイズのものを揃えて欲しいですが、作らないメーカーも多いし、あったとしても店が置かないんでしょうね。

書き易さで言えば「英雄」の10Kニブのモデルが、値段も2,000円もしないし、お買い得だったんですが・・・。


結局、買ったのは「鰐魚(Crocodile) 316 盧森堡琥珀藍」と言うモデルです。


買ったお店:シンセン友諠書城
買った商品:鰐魚(Crocodile) 316 盧森堡琥珀藍
価格:75元(約987円)


紙箱ながら質が悪いものでは無いのですが、箱のデザインが安っぽいですね。
箱の作りは「PICASSO ART COLLECTION」で使われているものと同じですね。

Crocodile 万年筆 箱

箱を開けてみると意外に豪華!

Crocodile 万年筆 箱を開けたところ

リーフレット、合格証、ブラックのカートリッジインク3本が付いています。
ただし、カートリッジインクは、超ミニサイズ。

Crocodile 万年筆 付属品

リーフレットには、取扱い説明の記述は無く、殆ど自社製品のカタログ状態。最後の方に保証等の記述があり、2年間の国際保証が受けられるそうです。書いたもの勝ちみたいな保証内容。


これが、万年筆本体です。

Crocodile 万年筆

軸は樹脂製で、色は盧森堡琥珀藍(ルクセンブルグ琥珀ブルー)と言うよく分からない名称が付いています。大げさな名前が付いている割に、よく見かける色合いですね。
ちょっとゴールド色の部分がうるさい感じのデザインです。


サイズは、比較的コンパクト。
パーカーのソネット(下)と比較してみました。

Crocodile 万年筆 サイズ比較

長さ:135mm
直径:12.5mm


クリップは、ベースがゴールド色で一部シルバーが使われています。勿論、ワニのロゴ入り。

Crocodile 万年筆 クリップ部分


キャップを外してみました。首軸の一部もゴールド色ですね。

Crocodile 万年筆 キャップを外す

キャップは、パチンとはめるだけのタイプですが、小気味良く音を立てて閉まります。


キャップを尻軸に差すと、こんな感じです。

Crocodile 万年筆 キャップを尻軸へ

キャップ部分に金属が多く使われているため、重心が尻軸へ偏り気味ですね。


ペン先を10倍ルーペで拡大してみました。ここにもワニのロゴがあります。
例によってペン先のサイズは不明。

Crocodile 万年筆 ペン先アップ

材質はステンレスでしょう。
刻印はありませんが、ゴールドの部分は22金メッキです。


首軸を取り外すと、ゴールド色の縁取りの派手な回転式コンバーターが顔を出します。
ツマミはグリーンとカラフルです。

Crocodile 万年筆 コンバーター

首軸とコンバーターに貼られているシールは、本物、偽物を見分ける「800防偽」シールです。
本物かチェックしようとしたのですが、電話番号は本物なのに、なぜか繋がりません。
12/18 繋がりました。

800防偽についての関連記事

それから、このコンバーター、インクの吸いが今1つで、たっぷり入りません。


最後に、汚い字で試し書きです。

比較のため、1行空けて「公爵(DUKE) D2-1」、「パーカー ソネット(ペン先サイズ:F)」、「英雄 373」でも文字を書いています。

「英雄 373」のみパイロットのブルー。後はすべて、パーカーのクインク ブラックを使用。

用意した紙は、システム手帳用のリフィール。
ミニ6穴サイズ(127×80mm)のものです。

Crocodile 万年筆 試し書き

線がすごく太いですね。線の幅が0.6mmくらいあります。
Bくらいあるんでしょうか?

ペンポイントが大きく、インクフローも良いので書き味は滑らかです。
サインとかには良さそう。
鉄ペンですが、書き味が滑らかな事もあり、ペン先の硬さはそれ程感じません。
でも、硬いですよ。


問題は、この万年筆を何に使うかと言う事。
この線の太さでは、日本語で手帳とかの記述は無理です。
どうしよう。

ここまで「英雄」、「公爵」、「鰐魚」の3つのブランドの低価格ラインを試してみましたが、使いやすさと言う点では「英雄」が一番良いように思います。
逆に見た目に重点を置きすぎて筆記用具として今1つなのが「公爵」。
「鰐魚」は、ここまで字幅を太くしましたで賞で、細かい欠点は許します。(笑)

「英雄」は、殆どの製品で複数のペン先サイズを用意していないようですが、比較的ペンポイントのサイズが小さく、漢字も書きやすいですね。
インクの出が良いので、インクがたっぷり乗った確りとした字が書けますが、反面、味が無いとも言えます。
低価格ラインのデザインがオーソドックスとは言え、今1つなのも国営だから仕方ないかな?





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Last updated  2008年12月18日 16時23分30秒
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