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カテゴリ:ペンシル
香港の尖沙咀の樂道にある「春記文具有限公司」を覗いた時の事。
最初、目に留まったのが、カリフォルニアシダーを使用した木軸の0.7mmシャープペン。 ドイツのファーバー・カステルの製品です。 ![]() 木軸なんですが、これ、凄く見た目が安っぽいんですね。 隣に光沢のある金属軸のモデルがあったのですが、次にそれを手に取ったのですが、どうも汚れやキズに弱そうな感じがしました。 サンプルが既にキズだらけですし・・・。 すると、店主が同じデザインのマット調の金属軸のシャープペンを出してくれました。 見た瞬間、欲しくなって、HK$250(約2,988円)で購入。 日本では未発売のモデルだと思いますが、「ファーバー・カステル Basic Metal Machanical Pencil Chrome Plated/Matt 138472」と言うペンシルです。 ![]() マット調の金属軸に黒のラバーグリップを組み合わせたシンプルなデザインのものです。 長さ144mm、軸径11mmで、35.5gとかなり重量があります。 クリップは、実用本位のシンプルな設計。 ![]() 見た目はシンプルですが、弾力があり、使いやすそうなクリップです。 クリップの傍には、ファーバーカステルのロゴマークがプリントされています。 ノック用のノブも、軸と同じ素材のようです。 ![]() このシャープペンは、0.7mm芯。 芯が0.7mmであることも、これを買った理由の1つでした。 ![]() かなり重量があるので、ペンの重量だけに頼っても、太く強い線が書けるのが特徴です。 ファーバー・カステルは、0.7mm芯のペンシルが結構、揃っていますね。 ![]() ![]() ![]() 口金の先端のガイドパイプまでもがマット調に統一されています。 ![]() 意外に細かいところまで拘っていますね。 そして、このガイドパイプは、可動式。 ![]() 使わない時は、口金の中にカイドパイプを収納できる仕様。 ところが、家で冷静に見ていると、どうも、3千円のペンシルとしては、見た目が安っぽい感じがして来ました。 100円ショップで売っていても不思議ではないような気も・・・。 重量感があり、重厚な感じがする点は良いのですが、表面の質感が今1つ。 マットタイプを選んだのは失敗だったかもしれません。 全体的にマット調で統一されてる点も、安っぽさの原因かもしれません。 せめて、クリップの素材を変えて、アクセントを持たせていれば・・・。 時、既に遅しですが、光沢のある軸の方を買っておけば良かったと後悔しています。 光沢のあるモデルも、中身と値段は同じなので、あくまで見た目だけの事なんですが・・・。 気を取り直して、実際に書いてみましょう。 芯は「パイロット ネオックス イーノ 2B」を使用。 ![]() 重量がある分、心なしか太く濃い線が引けるように思います。 実際、書く度に、かなりの量の芯が削られている感じがしますね。 ![]() ペンをやや傾けて書いた時は、かなり太い描線になります。 柔らか目の芯の場合、筆記角度に応じて、ドンドン芯が削られていくので、工夫次第では、色々な線が引き分けられそうです。 ![]() 重量があるシャープペンと柔らか目の芯を組み合わせれば、ペンの重量だけで、濃く太い線が引けるので、面白いかもしれません。 以上のように、実用上は特に問題はないのですが、やはり見た目が・・・。 一旦、気になり出すとダメですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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